【京都安楽死】林優里のALSブログ+Twitter特定↓建築士でマンションは

プライベート

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

京都市中京区で起きた安楽死事件。

この事件で、2人の医師が幇助したとして逮捕されました。

【医師】大久保愉一容疑者+山本直樹容疑者が逮捕↓京都ALS安楽死事件でクリニック名と場所は名取市のどこ?

ただ、世論からは安楽死や尊厳死について議論がなされており、逮捕された医師を擁護する声も多くあります。

ここでは、安楽死を望んだ林優里さんについて、詳しく取り上げていきます。


京都安楽死の依頼主=林優里と報じられる

2人の医師が逮捕された当初、依頼主については『京都市在住の当時51歳の女性』としか報じられておらず、実名は記載されていませんでした。

しかし、7月24日になるとその依頼主の女性の実名が報じられることになりました。

全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した京都市の女性から頼まれ安楽死を施したとして、京都府警捜査1課などは23日、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)=仙台市=と、医師の山本直樹容疑者(43)=東京都=を逮捕したと発表した。

逮捕容疑は、京都市中京区の林優里さん=当時51歳=から依頼を受け、昨年11月30日夕に同市内の自宅マンションを訪れ、室内で薬物を林さんの体内に投与し、た疑い。

出典:京都新聞

京都新聞などによるとこのように報じており、依頼主の実名は林優里さんであることが判明しました。

林優里のALSブログ+Twitterを特定

依頼主である林優里さんと、逮捕された大久保医師はSNSで連絡を取り合っていたことが分かっています。

週刊文春では、このSNSのやり取りのキャプチャが交際されており、ここからTwitterでやり取りをしていたことが分かります。

掲載されたキャプチャにはモザイクが書けられていますが、すでに大久保医師のTwitterは特定されています。

大久保愉一容疑者のTwitterアカウント『@mhlworz』特定↓内容まとめ

ここからさかのぼっていくと、文春掲載のキャプチャと同様のやり取りを見るけることができます。

ここから、依頼主である林優里さんのTwitterアカウントは以下であることが分かりました。

アカウントIDは『@tangoleo2018』であり、以下よりアクセスすることができます。
https://twitter.com/tangoleo2018

林優里のALSブログ=タンゴレオの挑戦

林優里さんのALSブログが特定されました。

ブログはこちら↓
https://ameblo.jp/tango522/

林さんは生前、アメブロにて『ALS患者 タンゴレオの挑戦 ー安楽死を認めて!-』というタイトルのブログを運営していました。

ブログの自己紹介文には以下のように書かれています。

1968年生まれ 2011年にALSを発症 発症後、仕事を辞めて東京から関西に帰郷した。 現在、独居で24時間のヘルパー支援による生活を送っている。
身体は動かない。食べること、話すこともできないが、視線入力のパソコンを使っている。人工呼吸器は装着していない
ツイッターはtangoleo。
海外で安楽死を受けることを望んでいる。

ブログ最後の更新は、2019年7月の『ALSと緩和ケア』という投稿。

亡くなる4ヶ月ほど前までブログを更新していたことが分かります。

林優里さんは元建築士↓マンションはどこ?

林優里さんは、元建築士のキャリアウーマンであったことが文春によって報じられています。

「患者女性は海外でも生活した経験があるキャリアウーマンです。帰国後は東京で建築士として仕事をしていましたが、2011年にALSを発症。地元の京都で24時間ヘルパー支援による生活を送っていました。母親は約20年前に病気で死別、父親が存命でしたが、1人で闘病生活を送っていたそうです」

出典:文春オンライン

これによると、林さんは2011年にALSを発症。

それ以前は東京都内で建築士として活躍していたとのことです。

有名大学出身のキャリアウーマンであったことも週刊文春などによって報じられています。

ちなみに、安楽死が行われたのは京都市内のマンションとのことですが、こちらについては今のところ特定されていません。


最新の朝日新聞デジタルなどの報道により、マンションが特定されました。
詳細は以下の記事を参照してください。

京都安楽死マンションはどこで場所特定↓京都市中京区鍛冶町


【2020/7/30追記】林優里さんはNHKスペシャル『安楽死』を見て決意か

2人の医師が逮捕されてから、林優里さんの主治医が初めて取材に応えました。

主治医の話によれば、林優里さんはNHKスペシャルで放送された安楽死の回を見て、自らも安楽死をするという方向に考えが変わっていったといいます。

「病状が進めば進むほど、死を思う時間は増えていったのだろう」と打ち明ける。胃ろうからの栄養摂取をやめて安楽死したいと訴えられたことがあったが、日本では安楽死が法的に認められないことなどを伝え、思いとどまるよう説得したという。

中でも、スイスでの安楽死をテーマにした昨年6月放送のNHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」を観て、死の選択への思いを強めていったという。「NHK報道、国によってはそれができるということ、日本人として参加できるかもしれないという思いは強くお持ちでした。難病、とりわけALS患者は生と死を思うのが日常だと思う。彼女は死についても、自分で決めたいという意思が強い人だった」と話す。

出典:京都新聞

この報道のなかに書かれているNHKスペシャルというのは、現在でもYouTube上で見ることができます。

NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」こちらから視聴できます↓
https://youtu.be/WwnBxUoUUro

多系統萎縮症を患った女性に密着し、スイスでの安楽死を行うまでを追ったもので、ネット上でも大きな反響が出た回です。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

容態は安定していても全身が動かせない状態であれば 本人にとれば非常に苦痛だったかも知れない。当然 寝返りもうてないし、かゆくてもかけない。トイレにも行けない。そういうのが一生続く。本当に辛いと思う。

徐々に体が動かなくなっていき、その状態で生活をし続けなければならない不安や恐怖は本人でなければわからないでしょう。
安楽死の是非については簡単に語れる物ではありませんが、「死期が目前に迫っていたわけではない」という理由は、なんの判断基準にもなりえないと感じます。

どちらにしても治らない病気。
年齢的にも他の事も考えたのだろう。
自分の意思をハッキリ伝えられる内に頼んだ。
自分も同じようになったら頼みたい。