こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
東京都足立区の柳原病院で2016年に起きた事件に関する判決が東京高裁で言い渡されました。
この控訴審で、東京高裁が言い渡した判決はまさかの『逆転有罪』。
東京地裁の1審では無罪判決だっただけに、ネットでも大きな話題となりました。
一方、この事件の被害者とされている女性患者にも注目が集まっており、詳細情報を求む声が多く上がりました。
乳腺外科医裁判(柳原病院事件)でまさかの逆転有罪判決
2016年に起きた乳腺外科医の患者に対する不適切行為に関する事件(通称・柳原病院事件)で逆転有罪判決が言い渡されました。
逆転有罪という驚きの判決を言い渡したのは東京高裁の朝山芳史裁判長(2020年7月現在退官)です。
事件発覚当時も世間の関心を大きく集めたこの事件ですが、判決でも再び注目を集める結果になりました。
この事件を巡っては、被告となっている男性乳腺外科医は完全無実を訴えており、一方の原告の女性側も一歩も譲らない展開。
実は被害者とされるこの女性、さまざまな週刊誌の取材にインタビュー形式で回答しており、今までにさまざまな情報が出てきています。
2019年に週刊女性PRIMEで当該女性が取材に応じる
2019/4/16配信の週刊女性PRIMEにて、被害者とされる女性が取材に応えました。
「泣き寝入りしたくない。未来の世代のためにも性被害にあった被害者はきちんと声を上げていかなくてはいけない」
被害者の純子さん(仮名・34)は、インターネット上で“ウソつき”呼ばわりされるなど逆風吹き荒れる中、控訴審での逆転有罪判決を信じて、そう話した。
あくまでも仮名ではありますが、純子という名前で取材に回答。
2019年当時、34歳ということも記載されています。
事件当時、警察を呼ぶだけの冷静さを持っていたと主張している純子さんですが、一方で被害者を守る会の代表を務める八巻秀人(柳原病院医局長)はm3.comの取材に以下のように回答しています。
――その場でAさんがせん妄状態にあると感じましたか?
はい。せん妄なんだろうなと。ただ、その場で警察を呼んだということも看護師とAさんから聞いて、こちらもどう対応したらいいんだろうかと、冷静さを失っていたところもあったと思います。Aさんもとても興奮していましたし。
※Aさんは被害者
詳しい八巻医師のインタビュー記事はこちら↓
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/671296/
(この記事では事件があったとされる柳原病院408号室の写真も掲載)
その場に立ち会っていた八巻医局長によれば、はっきりとせん妄であると断言しています。
このようなメディア(週刊誌)を通しての論争もあって、ネットでは被害女性について大きな関心を集めました。
乳腺外科医裁判の女性患者(女優)は誰で名前特定?
ネット掲示板などではこの被害女性に対する特定活動が行われていますが、結論からいうと具体的な人物名は出てきていません。
ただ、事件当時はとある女性の名前がネット上で話題になりました。
この詳細については以下の記事を参照。
また、2019年4月の段階でこの被害女性はネットを通じて誹謗中傷にあっていたことを告白しています。
被害者である純子さんは、ネットでバッシングの対象となっていた。純子さんが“「ぶっ○す」と叫んで暴れた”など、「医師側の言い分だけをもとに書いた記事だけが流れた」と純子さんは主張する。
事件当時、純子さんは芸能関係の仕事をしており、それを明かしていないのに個人情報を流されたという。医師の無罪判決後は冤罪事件の加害者呼ばわりまでされている。
この週刊女性PRIMEの報道によれば無罪判決直後、ネットで個人情報が流れたと書かれていますが、2020年7月現在では個人情報らしきものはほとんど削除されています。(一部、個人情報と見られるものも出回っていますが、どれも信憑性に確信を持てないものばかりであるため、注意が必要です)
ちなみに、この被害女性は自身でも告白しているとおり、当時芸能活動をしていました。
一部週刊誌では女優とも報じられていますが、その具体的な活動については不明です。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
手術開始から目覚めるまでビデオ撮影すべき
そうすれば、術後に異常が発生していたことも患者視点で対応できる
実施しない施設は確信犯だし、ビデオの調子が悪いのも施設責任
早く、医師の評価をアメリカみたいに公表出来ないのだろうか?
朝山芳史裁判長はあの東名高速道路でのあおり運転の一審の有罪判決を破棄・差し戻した人みたいですね。文章を読む限り新たな物的証拠が出たわけでもなく、「科学的厳密性に議論の余地がある」証拠を採用した結果に過ぎない。術後せん妄の何たるかも知らない逆張り目立ちたがり裁判長様の胸先三寸の「高度の蓋然性」で判断されたのではたまったものではない。
医師は自分の進退にかかっているからやっていても絶対認めない。二人だけの空間でやりたい放題の医師に対する見せしめによい判決だと思う。中々証拠不十分(カメラとかあればやらないし)とかいい、警察も動かない中で、女性側の泣き寝入りがなくなるから良かったと思う。こういう医師の犯罪を無くしてほしい。
最近のコメント