【死因の病気は何?】チャンダイクアン(ベトナム国家主席)が死去 妻(家族)や経歴

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こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

ベトナム社会主義共和国の第6代国家主席であるチャン・ダイ・クアン氏が死去しました。時事通信によれば以下のように報じています。

ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席が21日、ハノイ市内の軍の病院で、病気のため死去した。61歳だった。同主席をめぐっては昨年から健康不安説が流れており、同国の強固な集団指導体制の中、政治的影響は小さいとみられる。

今年5月に国賓として日本を訪問、安倍晋三首相との会談で日越友好関係のさらなる深化を確認した。天皇、皇后両陛下在任中では最後とみられる宮中晩さん会にも出席した。日ベトナム特別大使を務め長年、ベトナムへの支援活動を行っている俳優の杉良太郎さんらとも親しかった。

昨年夏に約1カ月間、動静が途絶え、健康不安説が浮上。同年11月に中部ダナンで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では議長を務めたものの、任期途中で国家主席を退くとのうわさが一部で根強く流れていた。 

報道にもある通り、2017年の夏には活動内容が表に出てこず、健康問題についてさまざまな憶測が流れていました。

政治的な影響は小さいとみられているものの、ベトナム国内では悲しみの声が広がっています。


死因の病気は何?チャンダイクアン(ベトナム国家主席)が死去

上でも取り上げた通り、2018年9月21日にチャン・ダイ・クアン国家主席が死去しました。

時事通信を始め、他の日本メディアでは病気によってハノイの病院で死去したとしか報道されておらず、死因については言及されていません。

一方、ロイターやベトナム国営通信社などの海外メディアでは『現地時刻の9月21日午前10時05分に死去』と詳細情報を伝えているものの、『重病により死去した』という趣旨の記述が多く、こちらも具体的な死因については記載されていませんでした。

ただし、日経新聞などでは激やせをしたことにより、健康不安説が浮上していたことが記載されています。

昨年夏には急激に痩せ、失脚説が流れたものの、ベトナム中部ダナンで開いた同年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)ではホストを務め、復活をアピールしていた。

(※日経新聞電子版より一部引用)

各メディアで報じられた内容から、2017年の夏前から闘病生活を送っていたことが推測されます。

1年以上の闘病に加え、激やせする病ということで、死因はがんなのではないか?というのが有力説のようです。

チャンダイクアンの妻(家族)や経歴

チャンダイクアン国家主席は過去に2度訪日をしており、2018年5月30日には国賓として天皇陛下がおもてなしをされました。

このとき、チャンダイクアン国家主席は夫婦で訪日をしており、についても注目が集まっていたようです。

チャンダイクアン国家主席の妻はグエン・ティ・ヒエン(Nguyễn Thị Hiền)夫人。2018年の訪日では真っ青なドレスに身を包み、ひときわ目立っていました。

ただし、彼女に関する情報はほとんどなく、経歴やチャンダイクアン氏との馴れ初めなどは不明です。

以下、チャンダイクアン氏の経歴を外務省の公式サイトから簡単に引用しておきます。

チャン・ダイ・クアン(Tran Dai Quang)
1956年10月12日生。ニンビン省出身。

1972年7月 革命に参加
2006年以前 少将。公安省治安総局副局長
2006年4月 少将。公安次官
2006年4月 党中央委員(第10回党大会)
2007年4月 中将に昇進
2011年1月 党政治局員(第11回党大会)
2011年7月 公安大臣
2012年12月 大将に昇進
2016年1月 政治局員再任(第12回党大会)
2016年4月 第13期国会第11会期において国家主席に就任