こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
タイのチェンマイ動物園は8日、9月16日に19歳で死去した雄のジャイアントパンダ、チュアンチュアンの死因が心不全が原因だったとする検視結果を発表しました。これに対し、中国のヘータイ動物園に賠償金が支払われる予定です。
チュアンチュアン(パンダ)の死因は心不全なのに賠償金はなぜ払う?
チュアンチュアンは急死したため、飼育に問題があったのではないかという臆測が飛び交った。中国とタイの専門家による検視では、栄養状態は良好で外傷もなかった。チュアンチュアンは雌のリンフイと2003年に中国から貸与された。検視で動物園に過失はなかったと判断されたが、契約に基づき、中国側に賠償金が支払われる。
報道によりますと、9月16日午後4時30分タイのチェンマイ動物園の19歳の雄のパンダチュチュアンが死去しました。
死因は心不全です。
チュチュアンは2000年に中国の成都にあるパンダ研究開発施設で誕生し、2003年に中国から貸し出されたパンダであるため、契約を結んでいました。
今回のチュチュアンの死は、この契約に基づいて中国のヘータイ動物園に賠償金を支払うことになります。
チュチュアンは8月16日に誕生日を迎えたばかりで、監視カメラの映像によりるとチュアンチュアンは竹の葉を食べて、その後歩いた後に倒れて亡くなった様子が残っていたそうです。
その映像からは事故などではないことが分かっています。
ジャイアントパンダの寿命は野生で15年から20年、飼育下で20年から30年とされているそうです。
しかし、このような理由でもチェンマイ動物園は中国側へ賠償金を支払うのはなぜなのでしょうか?
チュアンチュアン(パンダ)の死去理由や契約内容を調査
賠償金を支払う理由にはパンダをレンタルするのに契約を結んでいることに関係しています。
チュチュアンのレンタル期間に対する契約内容の細かい詳細はわかりませんでしたが、買い付け期間中に寿命以外の理由でパンダが亡くなった場合の賠償金は日本の事例ですと数千万単位の賠償金がかかるそうです。
ちなみにパンダは貸し出されている間も年間でかなり高額なレンタル料がかかっていることがわかります。
過去にあったの日本の事例です。
上野動物園(東京・台東)で生まれたジャイアントパンダのシャンシャン(香香、雌)の一般公開が19日始まった。早くも来園者を楽しませている人気者の両親、リーリー(力力、12歳)、シンシン(真真、同)は2021年2月までの10年間の期限付きで中国から賃借している。
上野動物園に初めてパンダが来たのは日中の国交が正常化した1972年。友好の証しとして、中国側から無償提供されたカンカン、ランランとは異なり、シャンシャンとその両親の所有権は中国にある。都が中国側に支払う「レンタル料」は年間約95万ドル(約1億800万円)。
引用:2017/12/22日本経済新聞
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
パンダは可愛いと思うけど、多額のお金を出してまで借りる程では無いと思う。
テレビやネットで見られたら充分だと思うし、現にそれで実物見たことないんだっけ?と錯覚してる人も多いと思う。
パンダは可愛いが、中国人がたっぷり美味しい想いをするようなシステムになってるのは分かってるから、
なんか普通に可愛いと思えない。
パンダを年間何億と言う金で借りて赤ちゃんが生まれて名付けに大騒ぎしているけどほんの数年で中国に返さなければならないこと等は知らない人が多いでしょうね。もうこんな無駄遣い止めたらと思う。パンダは生きた中国の金儲けの種でしょせん見た目の変わったクマでしょ。病気でやむなく亡くしても賠償金なんですね。
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