こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
日本調剤の創業者として知られる三津原博(前社長)に、インサイダー取引の疑いが書けられていることがわかりました。
すでに証券取引等監視委員会は13日付けで三津原氏個人に対して、200万円あまりの課徴金の勧告を行ったとされています。
今回は、インサイダーの疑いで話題となっている三津原博氏について取り上げます。
三津原博社長がインサイダーで辞任?
今回の件について、朝日新聞デジタルなどでは以下のように報じています。
調剤薬局大手「日本調剤」(東証1部上場、東京)の創業者で前社長の三津原博氏(71)がインサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は13日、金融商品取引法違反の疑いで、三津原氏に課徴金218万円を課すよう金融庁に勧告した。
監視委などによると、三津原氏は同社が2018年7月31日に自己株の取得を公表する前に、知人に対して株取引を推奨。知人は公表前に8500株を買い付けて株価上昇後に売り、582万円の差益を得たという。取引推奨行為が規制対象となった14年以降、この行為での課徴金額としては最高という。
出典:朝日新聞デジタル
報道にある通り、インサイダー取引の疑いが持たれているのはおよそ1年前の2018年7月末に行った自己株式取得の際の取引です。
2018年7月前後の日本調剤の株価は、約3,000円程度でしたので、これを8500株、つまり25,500,000円程度の取引が行われたようです。
課徴金の額としては過去最高という報道が出ていますが、得た利益の額を考えると、安すぎでは?という声もネットからはあがっています。
病気で引退退任の噂は本当?
三津原博氏は、1948年生まれの薬剤師であり、日本調剤の創業者でもあります。
1980年に創業して以来、約40年間経営に携わってきた彼ですが、2019年6月27日をもって退任することが発表されました。
後任には三津原博氏の長男である三津原庸介氏が着任すると発表されました。
この報道で、三津原氏の退任の理由に『一身上の都合(健康上の理由)』ということが報じられたため、重い病気にかかっているのではないか?と噂されました。
現在のところ、三津原氏がどのような病気にかかっているのか?といった病状に関する詳しい情報は公表されていません。
ただ、年齢を考えるとただ単に体力面を考えた末の退任という可能性もあるでしょう。
息子や年収は?
三津原博氏の息子は、上述したとおり現日本調剤社長の三津原庸介氏です。
父親である博氏が社長を務めていたとき、庸介氏は専務でした。
三津原庸介氏は1976年生まれで、都内有数の進学校である桐蔭学園高校から一橋大学商学部を卒業。
その後、父親が経営する日本調剤に入社し、企画部長や営業部長などを歴任してきました。
ちなみに、日本調剤は日本の一部上場企業のなかでも役員報酬が高い企業に分類されており、その年収が話題になることがあります。
2016年に経済誌で医薬品業界の役員報酬ランキングという特集が組まれた際には、武田薬品のクリストフ・ウェバー社長についで業界2位となる8億1300万円あまりを受け取っていると報じられました。
ちなみに、1位の武田薬品社長は10億超えです。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
こういう人間には、しっかりと「懲役刑」を課さないとね。
年齢を考慮する必要などない。
ルール違反をした奴は罰せられて当然。
高額役員報酬では、何かの理由で単年だけ出てくる人を除くと、カルロス・ゴーンやニケシュ・アローラほか外資系外国人取締役に次ぐ上位、日本人ではここ数年トップクラスにランクインしていた三津原氏だ。
創業社長であることから、株式など除く調剤本体だけの役員報酬だけでも50億円くらいを懐に入れているはず。
たった数百万の課徴金なんて屁でもないぞ?
この会社常に薬剤師募集の案内ばかりしている。
余程定着しないか、待遇が良くないのだろう。
こんなことしていたら淘汰される。
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