野桜本店(静岡わさび漬け)が閉店!高島屋に出店で今後と現在

コラム

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

静岡市名産のわさび漬けの老舗として知られる野桜本店が閉店することがわかりました。

野桜本店は江戸時代に創業し、160年以上の歴史を持つわさび漬けの老舗です。

閉店の理由は、材料費の高騰と売上の減少。

工場の老朽化なども進み、そこに対する設備投資も満足にできない状況があるといいます。

今回は、地元民だけでなく、土産品としても愛されてきた野桜本店について取り上げます。


野桜本店(静岡わさび漬け)が閉店

今回の閉店について、産経新聞などは以下のように報じています。


わさび漬け発祥の地である静岡市で、小規模ながら老舗として知られ、根強いファンを持つ「野桜(のざくら)本店」(同市葵区)が今月いっぱいで閉店する。江戸末期、安政5(1858)年の創業から160年。守り続けたのれんを下ろすことになった6代目の野桜行宏さん(46)は「続けたいのに続けられない。経費をまかなう売り上げが確保できない」と肩を落とすが、「会社組織だけは残すので、よい事業継承先が見つかれば『わさび漬の野桜』のブランドだけでも残したい」と存続を模索している。

出典:産経新聞

閉店するのは静岡県静岡市葵区に野桜本店。

報道によれば、数年前まで1億円を超えていた売上も、現在は7000万円まで減少し、店舗や工場を運営していくだけの十分な費用をまかないきれなくなったといいます。

160年という長い歴史に幕を下ろすのは現在の店主としても心苦しく、どうにかブランド継承の道を模索しているとのことです。

高島屋に出店で今後と現在

野桜本店は土産品としても有名で、都内大手百貨店などで行われている物産展などにもよく出店していました。

野桜本店の最後の出店は、高島屋横浜店で行われるイベントだということです。

イベントは9月4日~10日までの日程で行われます。

気になるのは野桜本店の今後についてですが、現在のところ事業継承の具体策はないものの、会社組織だけは残すとのこと。

店舗と工場は2019年8月末で終了し、会社組織だけを残すことで事業継承の道を模索するとのことです。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

老舗中の老舗なだけに、地元民はとてもかなしい。。。

野桜本店のわさび漬はちょっと辛めで後を引く美味しさ。寂しい…

ネット注文受付は8月27日まで、最終販売は9月4日~10日の横浜高島屋!最終販売地として横浜を選んでくださったことがうれしいやら悲しいやら…。