【山口組】宇都宮武彦・タツ子とはどんな人物?たこ焼き宮本茶屋の稼ぎ方や本名

反社会的勢力

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

先日、大阪国税局に大阪城公園のたこ焼き屋さん『宮本茶屋』が脱税で告発されました。その脱税額なんと1億3,000万円以上にも上ると報道され、たこ焼き屋でなぜそんなに利益が出るのかと世間の注目を集めています。

大阪城公園を訪れる観光客を相手に3年間で5億円以上を売り上げ、このたび1億3千万円の脱税が摘発された「宮本茶屋」。創業者は「山口組」傘下組織に属するテキヤだった宇都宮武彦氏(仮名)である。

上記はデイリー新潮に掲載された原文そのままですが、このなかにもあるように創業者が山口組傘下の宇都宮武彦氏であるという報道が世間をにぎわせました。

反社会的勢力が関わっているということから、1パックわずか600円のたこ焼きで、そこまでの利益を出せた背景にはなにか裏があるのでは?と疑いの目を向ける人も少なくないようですが、ここまでの利益が出た直接的な理由に関しては何も裏はありません。


立地と宣伝効果で売り上げは右肩上がりに

上にも書いた通り、山口組の力を借りてとか、ヤクザの力を振りかざして、みたいな裏があったわけではありません。ここまでの利益が出た一番の理由は、大阪城公園という観光地に出店したことです。(ここまでの好立地を確保できたのはヤクザの力だったということも言えるかもしれません)

ここは近年、海外からの観光客も多く売り上げは右肩上がりで上昇。しかも、この周辺にはライバルとなる売店が全くないということも追い風になりました。

「売り上げが急激に伸びたのは、インバウンドの影響。ここ5~6年で状況ががらりと変わり、今では客の9割以上は外国人。観光バスで来て、大阪城を見て、たこ焼きなどを買っていく」

ただ、土地代が無償であったという点はひとつ大きなポイントかもしれません。

「元々はタツ子さんのご主人が1975年頃から神社に土地を借りていた。地代は無償。ご主人が11年前に他界し、その後はタツ子さんが経営者としてやってきた」

宇都宮武彦・タツ子氏はどのような人物なのか?

気になる創業者・宇都宮武彦氏と、その妻タツ子氏に関してですが、残念ながら現在も本名は明かされていません。反社会的勢力に関連するのであれば、大々的に本名での報道をすべきだとも思うのですが、この点は残念ですね。

ただ、彼らの経歴についてはだいぶ明らかになってきました。

「若い頃はこの近所の文化住宅に奥さんと一緒に暮らしとって、たこ焼き屋を大阪城公園でやるようになってから羽振りが良うなって、調子に乗りだしたようやな。“ええ土地あったら買うでぇ”なんて言うてイキッとったらしい」

このように話すのは近所に住む会社経営者で、生前の宇都宮武彦氏を良く知る人物。良い土地で店を出せるということを周りに自慢していたそうです。

さらに、以前この店で働いていたという人は以下のようにもコメントしています。

「梅や桜の季節は儲かって儲かってしゃあなかったな。一斗缶にお札をどんどん入れていったら溢れてもうて、足で踏みつけて、缶の中に押し込んでから持って帰ったもんや」

また、創業者である宇都宮武彦氏については以下のようにもコメント。

「ご主人は刺青入ってたし、指も落としとった」

他にも数々の武勇伝があり、相当な悪行を積んだ人物のようでした。関係者の取材で明らかになったエピソードとしては以下のような証言が得られています。(全て原文のまま引用)

「昔、ウチの車が燃やされたことがあってんけど、やったのアイツや思てんねん。アイツは特殊な考えをもっとって、商売敵とか関係なく、ちょっとでも忙しゅうしとる人がいたら妬ましくて仕方ない。ウチは昔、近所の車庫に車を8台も入れとった。アイツはそれが気に入らんかったんやろ。エンジンに何か入れられて車壊されたこともあったな」

「焼肉屋のおやじを、態度が悪いとかでボコボコにして警察沙汰になったこともある。あと、焼き鳥屋でヤクザ嫌いの人がおってな、若い衆連れて店の中で嫌がらせしたり、軒先や入口にホットドッグの廃油をぶちまけたりしとったで。この焼き鳥屋の時だけやのうて、アイツはむかつくとすぐホットドッグの廃油ぶちまけよんねん」

「他にも、アイツの自宅前のマンションは一時、どっかのホステスがオーナーになっていたことがあるんやけど、そのホステスもアイツの嫌がらせで引越していった。ホステスが水撒いてたら、それがかかった言うてアイツから因縁つけられて、ホステスが言い返したらホースを使っての水のかけ合いになり、その後、嫌がらせが始まったんや」