こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
ネットメディアへの寄稿などをしていることでも知られる社会学者の古谷有希子氏。
2019年現在、確認できるだけでもヤフーニュースに対して24本の記事が上がっています。
そんな彼女について、8月17日にあげられた記事が大きな話題となっています。
『日韓関係の悪化は長期的には日本の敗北で終わる』
というタイトルで書かれた記事に対して、ネットでは『反日』という声が多くあがっている状況です。
目次
古谷有希子は反日左翼の社会学者?
今回問題になっている記事は8月17日付けで、ヤフーニュースにて公開されました。
8月15日は日本では終戦忌念日として認識されているが、韓国では光復節、つまり独立記念日である。韓国のアイドルグループBTSのメンバーが身に着けていた光復節記念のTシャツに原爆のイメージがプリントされていたことが日本で物議を醸したのは記憶に新しい。
韓国の人々にとって、日本による植民地支配というのは「歴史」ではなく、今も続く忌まわしい記憶であり、いつかまた起こるかもしれない可能性の問題でもある。
いつかまた同じ屈辱を味わう羽目にならないように、過去を記憶し続け、警戒し続け、少しでも問題があると考えれば早めにその芽を潰しておく、それが韓国の人々の大日本帝国による植民地支配への基本的な態度である。
日本では韓国の人々のそうした態度や社会的雰囲気は、民族主義を押し出した国ぐるみの反日教育によってなされていると考えがちだが、そもそもこうした歴史観は政府主導で生み出されたものではない。
出典:ヤフーニュース
また、後半では以下のようにも記載しています。
戦後、日本の政府要人は歴史修正主義的発言や態度を繰り返してきた。
韓国はそのたびに反発してきたが、2000年代以降韓国が日本に対して強気な態度を取る後押しとなっているのは明らかに、韓国にとっての日本の重要性が低下したこと、韓国自体が日本の競争相手として台頭してきたこと(もはや一人当たりGDPは3000ドル程度の僅差に迫っている)、またソフトパワーにおいては日本をしのぐ世界的な存在感を示し始めていることなどが挙げられる。
日本政府はこの問題については静観しつつ、政府要人が歴史修正主義的発言や態度を行って韓国をこれ以上刺激しないように注意深く静観し続けるのが正解だったのではないだろうか。
この論調に、ネットでは批判の嵐。
たしかに、2019年に入ってからというもの日韓関係は悪化の一途をたどっており、連日外交問題が取り上げられている状況。
そんななかでのこの記事に、『何を考えているのかわからない』といったような趣旨のコメントも多数見受けられます。
実際にTwitterなどでの反応を見てみると、以下のように記事に対しては賛否両論あるようです。
肯定的意見↓
この記事は本当に正しい。経済的にも社会的にも成長し、成熟した韓国に対し、これまでと同様に見くびりや蔑みをもって接している限り、日本は必ず敗北する。/日韓関係の悪化は長期的には日本の敗北で終わる(古谷有希子) – Y!ニュース https://t.co/G9VzndT42e
— じこぼう (@kinkuma0327) August 17, 2019
否定的意見↓
日韓関係について、やっと日本語で好記事が出たかと思ったら、書いたのは国内在住ではなく在米の古谷有希子さん。日本のマスコミ・学会のガラパゴスぶりを証明する記事になっちゃってる。日韓関係の悪化は長期的には日本の敗北で終わる(古谷有希子) – Y!ニュース https://t.co/BjWXUQKhEw
— masa (@zebra_masa) August 17, 2019
学歴=東京大学で高校はどこ?結婚して旦那はいるのか
古谷有希子氏は、経済社会学やグローバリゼーション論などを専攻している社会学者です。
学歴は東京大学大学院総合文化研究科で、その後にメリーランド大学公共政策大学院→ジョージメイソン大学社会学研究科博士課程に在籍中です。
つまり、社会学者とはいっても、2019現在でも博士課程に在籍している学生であるということですね。
彼女については、公式HPなどがないため、大学院以降の学歴しか見ることができません。
高校について公表されている有力な情報はありませんでした。
また、結婚や旦那さんに関するプラベート情報についても、公式で発表されている情報はありません。
以前からネットではさまざまな議論を巻き起こしてきた
実は今回話題になっている彼女、ネットからの批判が相次いだのは今回ばかりではありません。
以前にも何度か同じように炎上したことがあります。
これらがその一例。
2018年末にツイートした内容ですが、相当過激な思想をお持ちであることがわかります。
実際、このときにもネットから『危険な思想』として批判が相次ぎました。
ちなみに、彼女はもともと『@SociYu』というアカウント名でTwitterをされていましたが、2019年8月現在、このアカウントの存在は確認できません。
どのタイミングでアカウントが削除されたのか?は不明ですが、少なくとも2018年12月の上旬くらいまでは頻繁にツイートしていたことが分かっています。
当時運営されていたこのTwitterアカウントでは、自己紹介文に以下のような記述がありました。
GAFAと各国政府(政党)の癒着状況などを見ていて思うところあり、数週間後にFB含め各種SNSアカウントを最小限まで消すことにしました。Yahooは続けるので、よろしくお願いします。
これを見る限り、Facebookアカウントも閉じられていると思われ、Yahooでの活動した今のところはないようです。
ネットからの批判が巻き起こった問題のツイートまとめ
前掲した、『国会への火炎瓶投入』などの過激なツイート以外にも、偏重した考えといわれても仕方ないようなコメントが多数ありました。
こちらは日本国内の男性・女性双方から批判されたツイートです。
近年の日本男性は『草食系男子が多くなった』といわれていますが、それを踏まえてもこの内容は目に余るといえるでしょう。
発言の趣旨としては女性への投げかけだと思われますが、Twitterのコメント欄には女性からも発言を疑問視する声が多数ありました。
また、以下は歴史的な事件に絡めての発言です。
原爆投下という日本史上、もっともシビアな問題とも言える内容に触れています。
米国国内ではこのような論調は目立ちますが、日本人で発言力のある人がこのような発言をしたというのは近年、まれな例でしょう。
古谷氏は日本人の歴史認識に疑問を感じている模様
ここまで見て、Twitterなど、SNSでの発言やヤフーニュースなどに寄稿されたコラム記事の中では、なかなか過激な発言をされていることがわかります。
上で取り上げたような原爆投下についての意見を不特定多数の人がみるSNSの場で発言してしまうのは、炎上しても仕方ないといえます。
ただ、最近の論調は結構抑えめで、冷静に読んでいくと日本人の歴史認識のあり方に疑問を持っていることがわかります。
例えば、2019年9月に寄稿されたコラム記事のなかでは、以下のようにコメントしています。
信じがたいことだが、終戦記念日はおろか広島・長崎の原爆記念日を知らない日本人も若年世代には少なくない。
たとえば、NHKが実施した18歳と19歳に対する世論調査では14%が終戦記念日を知らない、と回答した。出典:ヤフーニュース
『歴史を記憶しない日本人』という見出しでこの文章が掲載されています。
これに対して、韓国人のことを『歴史を記憶し続ける韓国人』と記載しており、日本の歴史認識の足りなさを指摘しています。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
#「日韓関係の悪化は、日本の敗北で終わる。」何だ??敗北って。外交に、勝ちとか負けるという価値判断をする事自体おかしい。論点おかしい。こんな変な学者がいるから、日本はおかしくなる。日本は、事実を見極めようとしてるだけ。良心的知識人には警戒せよ。
こういう風に言うやつは聞く耳もつな、耳が穢れる
どこがどう敗北で終わるのか意味不明,,, 3行で 韓国は被害者だから何をしても良い。 日本は謝っても金払っても、永遠に反省しなければならない。
実に自虐的な歴史観に基づいたコメントである。韓国が日本以外の国家、ロシアや中国に併合されていたら、今の繁栄は絶対にない。
何か目新しい根拠か何かあるのかなと思ったけど、いつもの「国際社会がー」だった。 無駄な時間でした。
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