ピコ(歌い手)が病気=末期腎不全!原因や病状と年齢&経歴まとめ

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こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

ニコニコ動画などで自身の歌唱動画などをアップして人気を得た、いわゆる歌い手として活動している『ピコ』さんが末期の腎不全であることがわかり、話題となっています。

ピコさんは女性のような高音ボイスで知られており、男性とは思えない非常に綺麗な声が魅力。

歌唱力も折り紙つきで、ニコニコ動画から人気が爆発したアーティストです。

今回は、そんなピコさんについて取り上げます。


ピコ(歌い手)が病気=末期腎不全

今回の件について、ネットメディアのねとらぼなどは以下のように報じています。

ニコニコ動画発の歌い手で、女性のような高音も出せる“両声類”歌手「ピコ」さんが8月15日、「末期腎不全」と診断されたことを自身のTwitterにて告白しました。

ピコさんはアニメ「よりぬき銀魂さん」やアニメ「刀語」のエンディングテーマを手がける歌手。2007年12月18日に、「メルト-男性キーVerを女性歌詞でうたってみた-」を投稿したことを皮切りに、のびやかな歌声を生かして次々と歌唱動画を投稿し、2010年10月13日にはファーストシングル「Story」でキューンレコードよりメジャーデビューしたほか、2010年12月8日にはVOCALOID「歌手音ピコ」がリリースされました。

出典:ねとらぼ

ピコさんは、2019年8月16日付けでTwitterに『急なお知らせでごめんなさい』と記し、以下のように投稿しました。

ファンにとってもまさかの告白であり、投稿後数時間でリツイート件数は4万件以上にのぼっています。

原因や現在の病状は?年齢や経歴まとめ

腎臓は身体のなかにある老廃物などを濾し、排泄する役割を担っています。

腎不全というのは、この本来の腎臓の機能が低下してしまう病気です。

国立循環器病研究センターのHPによれば、以下のように解説されています。

腎炎などの病気で、血液を濾過する「糸球体」の網の目がつまってしまうと腎臓の機能がおち、老廃物を十分排泄できなくなります。このような状態を腎不全といいます。腎臓の働きが正常の30%以下に低下した状態を腎不全といいます。いったん慢性腎不全になると、腎機能は回復不可能となります。

出典:国立循環器病研究センター『腎不全とは?』

この腎不全の症状が進行し、機能低下が著しくなると、他の合併症を引き起こす可能性もでてきます。

1.酸が体にたまる→体が酸性になる→尿毒症性物質→尿毒症症状が出る

2.尿毒症性物質の正体はわかっていません。尿毒症性物質とは、BUN、Crとほぼ平行して増えるので、血液中のBUN、Crの値がこの物質のたまり具合を推定する目安になります。

3.体の中に水分がたまり症状が悪化すると心不全になる。

4.電解質の調整ができなくなりとくにカリウムがたまると生命に危険をおよぼす。

5.エリスロポエチンの分泌が低下し、貧血になる。

6.レニンが過剰に分泌され、体内に水がたまる。→血圧上昇

7.血液中のカルシウムが減少し、骨がもろくなり骨折しやすくなる。

出典:国立循環器病研究センター『進行すると?』

心不全などに発展した場合には、命の危険性があり、非常に危険な状態です。

腎不全というのは、あくまでも病態であって、病名ではありません。

そのため、原因はさまざまなものが考えられ、特定の病気が原因となって引き起こされている可能性もあります。

ピコさんは年齢などについて詳しい情報は公開されていませんが、20代~30代前半と見られています。

いずれにしても大変若く、末期腎不全という病の告白は非常に大きな衝撃を与えています。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

自分はサラリーマンだが、こうなると毎年の健康診断とか大事だなと思うよね。歌手の方はフリーランスみたいな扱いなのかな?活動の幅が広い方はタイミングを見つけにくいと思うけど、年1ででもしっかりチェックしないと。ピコさんのはやい復活を祈っております。

ざっくりとでいいから20代とか年齢を出してくれたら知らなくてもわかりやすいと思うのだけど、若い人なのね。
腎臓なんか痛みがあるわけでなし、なかなか気がつかないかもね。会社員と違って、健康診断を受けてなかったのかしら。それとも尿検査とかでは見つからないものなのかな。

父が腎不全になった際に兄がドナーになり片方を提供しました。
人工透析は何時間もベッドで横たわり、週に何度も行う医療行為で苦痛だったそうなので、それから父は解放されたと言いました。移植をしても、薬剤と食事の制限もあり、これは一生続くそうです。兄は片方の腎臓のみで今まで通りの生活をしていますが、半分の機能を失った分、疲労感も強いそうで、やはり薬も生涯服用とのことです。必ずしも50%の機能を回復する訳ではなく、予後は人によりけり、生体移植はドナー側も覚悟が必要です。