こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
沖縄の竹富島に建設が予定されている、通称『コンドイビーチホテル』に対して、島民が猛反発を行っています。
この反対活動がテレビなどでも大きく取り上げられ、竹富の自然保護に大きな関心が集まっている状況です。
今回は、今問題になっているコンドイビーチホテルの建設に関する詳細を紹介していきます。
沖縄竹富島コンドイビーチホテル反対=RJエステートへ署名運動
今回問題になっているコンドイビーチホテル建設計画を掲げているのが、RJエステートという会社です。
RJエステートは2014年にこのプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトが立ち上がった2014年当初には、琉球新報で以下のように報じられていました。
不動産業のRJ(アールジェイ)エステート(那覇市、泉博社長)は7日、竹富町に2016年夏ごろ開業する「コンドイビーチホテル(仮)」の概要を県庁で発表した。地元住民を中心に40~50人を採用する予定。同社がホテル事業を手掛けるのは初めて。
15年6~7月をめどに着工すると同時に、同ホテルの運営会社も設立する。売り上げは月約3500万円を目指す。
「コンドイビーチホテル(仮)」は竹富島の伝統集落に合わせた赤瓦木造平屋を中心とした宿泊施設。敷地面積は約2万1102平方メートルで、コテージ型宿泊室24室と連棟式宿泊室5棟の23室の計47室を予定している。総事業費は約20億円。敷地内にプールや、竹島町の民芸品などの展示場、ホテルから徒歩2分ほどのコンドイビーチの利用客が使える更衣室、ロッカー室などを備える。料金は1泊1室(2人の場合)3万~7万円(税込)。今後島内の民宿と連携し、長期滞在型商品も企画する。
同日、県庁で会見した一丸秀信会長は「昨年新石垣空港の開港に伴って、竹富島への観光客が増加したが、宿泊施設が少なく、日帰りの観光客が多いのが現状」と説明し、「若い人から年配の人まで客層を絞らず皆さんに利用してほしい」と話した。
出典:琉球新報
当初から竹富島に住む住民からは一部反対の声がありましたが、それから5年ほど経ち、反対運動は表面化してきたようです。
実際、2019年7月現在、『竹富島を守る会』という団体が署名活動を行っており、『change.org』というサービスを経由して、ネットからでも署名活動を気軽に行えるようになっています。
→署名活動ページはこちら
現在の状況と建設予定地(場所)はどこ?
八重山毎日新聞などによると、コンドイビーチホテルの建設予定地は以下の通り。
実際の建設予定地周辺をグーグルマップで見てみると、以下のとおりです。
2019年7月4日現在、テレビでの報道のきっかけもあり、15,000に迫る署名が集まっているようです。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
竹富島に
これ以上、ホテルは
いらない‼️‼️‼️‼️‼️
あんな小さい島なのに
なんで全部が全部わざわざ
観光地にしないといけん?星野リゾートの次は
コンドイビーチホテル?
全然豊かじゃない!平凡だよ!島の声を聞かない開発は、ならぬ💢
八重山を大切に‼️https://t.co/3coSNHvggE pic.twitter.com/kw0bnB4i9n
— 沖縄 (@098chouji) 2019年6月25日
コンドイビーチホテル建設、、、、やはり業者側の説明不足。住民の同意は得られていない! pic.twitter.com/DpscDV6xWs
— ☆☆ まなぶ ( ̄ー ̄) ☆☆ (@valcan2010) 2014年11月11日
星野リゾートの社長は何度も何度も竹富島に足を運び、島民と話し合いの場を設けてきたのだという。
今回のコンドイビーチホテルの企業は2回パパッと説明しただけで島民にバレない様に秘密裏に計画を進めてきたという。
こういうやり方をする企業にコンドイビーチの環境を託せないでしょう。— とことこ信州 ゆうき (@yuuki_tokokana) 2019年6月24日
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