こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
文化勲章受章作家の田辺聖子さんが死去しました。
時事通信などによると、以下のように報じています。
人生の機微を軽妙に語る小説やエッセーで人気を集めた作家で、文化勲章を受章した田辺聖子さんが、今月6日、胆管炎のため亡くなりました。91歳でした。https://t.co/hq4Ix2hfzg#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/QpuaZd3xOo
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月10日
人生の機微をすくい取った恋愛小説や、ユーモアにあふれたエッセーで人気を集めた文化勲章受章者の作家、田辺聖子(たなべ・せいこ)さんが、6日午後1時28分、総胆管結石による胆管炎のため、神戸市内の病院で死去。91歳だった。通夜・密葬は親族で済ませた。喪主は、弟の田辺聰(あきら)さん。後日、東京と大阪でそれぞれお別れの会を開く予定。
1957年、女の一生を生き生きとした大阪弁で描いた「花狩(はながり)」が雑誌の懸賞小説に佳作入選してデビュー。64年、放送作家の女性と党員の男性の恋を、女性の男友達の醒(さ)めた視点でつづる「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」で芥川賞を受賞した。
あの妻夫木聡さん主演の映画、「ジョゼと虎と魚たち」を書いた小説家としても有名で、幅広い層の女性からの人気がありました。
死因:胆管炎(病気)、田辺聖子(たなべ・せいこ)作家が死去
https://t.co/r4OwCqF0SH
作家の田辺聖子さんが6日、総胆管結石による胆管炎のため亡くなりました。91歳でした。写真は2009年に愛犬の「くう」ちゃんと撮影させて頂きました。ご冥福をお祈りいたします。(達) pic.twitter.com/icxnbVVELh— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) June 10, 2019
冒頭に記載したとおり、文化勲章受章作家の田辺聖子さんが死去しました。
総胆管結石による胆管炎のため、神戸市内の病院でのことだと報じています。
現在報道されている意外に、病気に関する詳しいことは伝えられていません。
田辺聖子さん一番の近況でわかっていることは、
数々の文学賞や功績を本人が残す中、
昭和62年から平成16年までの間、直木賞の選考委員も務めていたということでしょう。
小説や執筆や多岐にわたる古典翻訳にも一生をささげた田辺聖子さんへ、
たくさんの女性のファンが田辺さんの作品からもらった感謝の言葉をつぶやかれています。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
20代の頃、田辺聖子と宇野千代を沢山読んだ。
強さと挫折は表裏一体だと知った。
たとえばこの言葉。
「子供の時に味わった後悔や苦悩や挫折感は、大人になってから人生航路のある種の道標になるが、愛された記憶は人を支える。愛されたのだ、という記憶がのちに人を救う」#田辺聖子 さんありがとう— ブックマン社編集部 (@bookman_chan) June 10, 2019
田辺聖子さんの恋愛小説 いちばん好きなのは「猫も杓子も」奔放なようで繊細な主人公の阿佐子が魅力的。次は乃里子3部作の苺をつぶしながら。
大阪弁で描かれた恋愛小説って新鮮だったし今読んでも古く感じない感性。
不倫ものだけどビターな愛の幻滅も切なくて好き。
心からお悔やみ申し上げます。— ローズマリー (@rosenesanmary) June 10, 2019
田辺聖子さん死去、国会中継中のNHKでも速報テロップ出ました。
数々の名作をありがとうございました。
『文車日記』はただ歴史好きだった私を、古典の世界にも繋げてくれた道標でした。
何十年たっても手放せません。 https://t.co/YWbdtBnoaq— 石山螢 (@Ishiyamahotal) June 10, 2019
田辺聖子先生、亡くなられただなんて……
先生の古典文学関係の著作、祖母と一緒に擦りきれるほど読んでおりました……
ご冥福お祈り申し上げます。 pic.twitter.com/qvQiG0XXR5— 君影衛門 (@kimikageyemon) June 10, 2019
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