こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
またもや政治家の不正疑惑問題が浮上しました。今回問題になっているのは前埼玉県議の沢田力氏。産経新聞は次のように報じています。
政務活動費を不正受給した沢田力元県議(49)=南5区(さいたま市大宮区)=が自宅や事務所から、県警にパソコンや書類などを押収されたことが22日、関係者への取材で分かった。
沢田元県議は7月、政務活動費として受け取った550万円が取引先に支払われていないと報じられた。同11日に全額返還をしたが、当時所属していた自民党県議団から除名処分を受けた。同12日には、自民党県連に離党届を提出した。
平成23~27年度にさいたま市内のPR会社に約550万円を支払ったとして政活費を請求したが、同社がこの取引を否定したことなどから不正受給が発覚。市民団体らが詐欺罪などで県警に告発していた。
政務活動費の不正受給問題は過去にも幾度となくありました。この制度は政治家が私服を肥やすひとつの原因、温床になっているのではないか?という議論も多々あります。
2018年8月27日現在、沢田力氏は県議の職を辞職していますが、地元住民を中心に不満の声が広がっています。
沢田力=埼玉県議が政務活動費を不正受給で逮捕
冒頭でも報じた通り、沢田力前埼玉県議が詐欺・虚偽公文書偽造の疑いで書類送検されました。読売新聞では、政務活動費の不正受給に関する詳細な経緯が記載されています。
捜査関係者によると、沢田氏は2011~16年、議員活動を報告するチラシの発行や投函(とうかん)を東京都内の映像制作会社や、さいたま市内のPR会社に発注したように見せかけ、虚偽の支出申告書類を所属していた自民党県議団に提出し、政活費計約1200万円をだまし取った疑いが持たれている。
議員活動に係る政務活動費を意図的にだまし取っていることが明らかです。そして、その額も1200万円と高額。この領収書と領収書とみられる画像がネット上では出回っています。
沢田氏本人は2017年の7月に不正受給を認め、自ら県議の座を退いています。
今回の報道は、県議を辞職したのち、さいたま市議が詐欺容疑で告発していたことを受けて、書類送検が決まったという趣旨のものです。
現時点で約545万円が返還されたとのことですが、返せばいいというものではありません。
不正受給に関して、もし明るみに出なければそれで私腹を肥やし続けたのでしょう。政治家によるこのような不正受給に関しては、厳罰を望むという声が年々多くなっています。
経歴や家族(父親)について
沢田力氏は埼玉県大宮市出身の50歳。(2018年8月時点)
高校は早稲田大学本庄高等学院を卒業し、そのまま早稲田大学に進学しました。
早稲田大学での成績もかなりよく、友人たちからは優秀な人物として信頼も厚かったようです。
早稲田大学卒業後は、日系の商社としては不動の地位を築く三菱商事に入社。その後、埼玉県市議を3期、埼玉県議を2期務めました。
しかし、自民党関係者の話によれば以下のようにコメントも出ています。
「仲間と協力しようとせず、おいしいところだけを自分で持っていくタイプで浮いていた」
自らをエリートと認識しており、周りと馴染めずにいたというのは事実のようです。
そんな沢田力氏については、父親も政界関係者なのではないか?と噂されていますが、正式に公表されている情報のなかには父親に関する情報はありませんでした。
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