【AKB/NGT48問題】小林よしのり(漫画家)が山口敬之の裁判!小室圭~オウム真理教問題まで

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こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

社会評論的な作品などを雑誌へ掲載している漫画家の小林よしのり氏が、元TBSのワシントン支局長であり、伊藤詩織さんとの一連の裁判で大きな話題となった山口敬之氏から訴えられたことがわかり、話題となっています。デイリー新潮などによると、以下のように報道。


山口敬之・元TBSワシントン支局長(52)からのレ◯プ被害を訴える伊藤詩織さんが、1100万円の損害賠償を求めて山口記者を提訴したのは2017年9月のこと。これに対し山口記者は、1億3千万円を求めて詩織さんを反訴する手段に出た。そして訴状は、漫画家の小林よしのり氏にも……。

『ゴーマニズム宣言』で著名な漫画家の小林氏の元にも、山口記者からの訴状が届いた。詩織さんのケースと同様、名誉毀損とプライバシー侵害である。

年が明けてから、山口氏に訴えられたことに、わし自身驚きました。山口氏が逮捕されなかったのはあまりにひどいんじゃないかと思って、『SAPIO』に作品を掲載したのです。わしは今でも、伊藤さんを信じています」(小林氏)

山口氏からの提訴以外にも、NGT48の山口真帆さんの一連の事件や小室圭さんの皇室問題、過去のオウム真理教事件など、さまざまな事件に対して持論を展開してきた小林氏。

今回は過去に報道された小林氏の持論と、その内容をまとめていきます。


小林よしのり(漫画家)が山口敬之から訴えられる!裁判の行方は?

まず、冒頭でも取り上げた山口氏からの反訴に関する話。

デイリー新潮の報道によれば、山口氏の出してきた反訴状には以下のような内容が記されているといいます。

「日本における性暴力被害の課題」を訴え続ける社会活動を「ビジネス化」し、それが、詩織さんの「生業」となった。

たしかに、この一連の事件によって伊藤詩織さんの名前は一気に拡散され、認知度は相当高まりました。

しかし、このような精神的苦痛を味わう内容をわざわざ使ってビジネス化することなど本当にありえるのでしょうか?

冷静に考えれば、伊藤さんがビジネス目的で行ったとは考えにくい一連の事件ですが、これについて小林氏も以下のように反論しています。

いったい、山口氏はどういうつもりで伊藤さんを反訴したのだろうか。ちょっと、常識に反していると思わざるをえない。反訴において、あたかも、経済目的から伊藤さんがレ◯プの被害を公にしたかのように説明しているみたいだが、経済目的にしてはリスクが大きすぎますよ。被害を公表することは、本当に大変なことだし、現に伊藤さんはバッシングを受けていて、セカンドレ◯プのようなことだって起こっているわけです。そういうリスクを背負って、伊藤さんは活動しているわけで、これは金儲けではやれませんよ」

ただ、一方で世論からは山口氏擁護の声も大きく上がっています。

当時週刊誌などに掲載された小林氏の山口氏批判は、『流石に常軌を逸していた』という声も多く、無罪判決が出た人に対して言ってはならない内容だったという意見もかなり見受けられます。

今回の一連の報道を読んで、みなさんはどのように思うでしょうか?

いずれにしても、真相は法廷の場で明らかにされることでしょう。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

よくわからない事件。
そういう事があった後、数日して、伊藤さんの方から「お疲れ様です。」云々のメールがあったらしいから、なんだかよくわからない。
裁判して決着つけて下さい。

女性の心情を理解したら問題が解決するわけでもないだろう。
法治国家ってのはそういう風にできてない。
特定の人たちへの同情心で判断すれば事実関係を見誤った結果になりかねないからだ。

常識云々も同じことで、現に見解や主張が割れていることを常識論で押し切ろうとすることには無理がある。そういった論法で相手を悪者扱いして主張を軽視したり封殺したりしようとする態度こそが対立を深めて問題を解決不能にするんじゃないのかね。

色々言っているが、少なくとも小林は負けると思う。
SAPIOに掲載していた山口氏に対する掲載は、
無罪判決を受けた一般人に対し、それこそ常軌を逸していたと思う。

AKB/NGT48や小室圭、オウム真理教問題など

小林氏が言及して話題となった事件で、直近で大きく報じられたものといえばAKB/NGT48問題や小室圭さんに関する問題があげられます。

被害を受けたNGT48の山口真帆さんが卒業を発表し、話題をさらう中で、小林氏はファンに向けて以下のようにコメント。

「本気で憤るのなら、NGT48だけでなく、AKBグループ全部のファンであることを止めるべきだろう」

ブログでは、AKBグループ全体のファンを辞めなければ、運営会社に鉄槌を下すことは出来ないとしており、この意見に対しては世論からも以下のような絶賛の声が相次いでいます。

この人の意見はわかるな。
私は山口さんのファンでもなければ
akbグループ自体ファンじゃないから。
ただ山口さんは応援してあげたい。
ちゃんと事件の究明と運営側、加害者への
社会的制裁を強く望みます。

普段は良く分からん意見を言う人だが、今回の意見は間違いなく正論、ファンも可愛い可愛いじゃなくちゃんと考える時だろう。

一方、小室圭さんに関する問題では、世論が小室さん批判に終止する中、小林氏は擁護の姿勢をみせています。

なぜテレビのコメンテーターが揃って小室氏を批判するのか、そもそもそこが理解不能だ。
これが小室家でなければ「なんてみっともない男だ」と、元婚約者が叩かれるはず。
小林よしのり「眞子さまのお気持ち 顧みられない悲しみ」『サンデー毎日』(2019.3.10号)

ご結婚問題では眞子さまの気持ちが最も大切であるはずなのに、その意思がまったく顧みられていない。自由恋愛の勧めをしたのは、父親の秋篠宮殿下だ。それでも「皆から祝福してほしい」と国民の気持ちを付度する思いはあるだろうから、親としては複雑だろう。
小林よしのり「眞子さまのお気持ち 顧みられない悲しみ」『サンデー毎日』(2019.3.10号)

確かに、小室圭さんに対する批判は名誉毀損レベルに達しているという意見も多く、さすがに報道が加熱し過ぎな感は否めません。

ただ、報道内容が事実である場合には、世論からの小室さんバッシングも致し方ない部分は大きいと感じます。

また、小林氏は過去にオウム真理教事件への批判も展開し、教団から名誉毀損で訴えられたことがあります。

それだけでなく、そののちには教団に命を狙われたことも。

このように、話題の事件に対して幾度となく持論を展開し、時には命の危険を犯してまで意見してきた小林よしのり氏。

彼の発言には今後も注目が集まるとともに、直近では山口氏との裁判の行方に注目したいところです。