【死因:バス事故】野中泰二郎(京大名誉教授)が死去 経歴(学歴)やプロフィール

訃報

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

京都大学の名誉教授として知られる野中泰二郎氏がバスとの事故により死去しました。産経新聞などによると、以下のように報じています。

9日午後2時半ごろ、京都市左京区聖護院山王町の交差点で、横断歩道付近を歩いていた京都大名誉教授、野中泰二郎さん(82)=京都市伏見区醍醐古道町=が、左折してきた観光バスにはねられた。野中さんは頭などを強く打ち、病院に搬送されたが間もなく死亡した。バスの乗客25人にけがはなかった。

京都府警川端署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いでバスの運転手、山口美明容疑者(44)=東京都八王子市寺町=を現行犯逮捕。容疑を過失致死に切り替え、詳しい事故原因を調べている。

同署によると、現場は信号機や横断歩道のある片側2車線の交差点。バスは中国人観光客を乗せ、知恩院から金閣寺に向かっていたという。山口容疑者は「何かをバスでまたいでしまったが、人だとは思わなかった」と話しているという。

建築構造や防災などに関する研究の第一人者であると同時に、事故の悲惨さからショックの声が多く聞かれます。


死因:バス事故 野中泰二郎(京大名誉教授)が死去

報道にある通り、京都大学名誉教授の野中泰二郎氏が亡くなりました。

事故は横断歩道近くで起きており、特に死角の多い左折時に巻き込み確認を怠ったために起きた事故だと思われます。

バスは中国人観光客を乗せた観光バスであり、ツアーの途中に起きた事故でした。

このことから、ネットなどでは運転手にストレスや焦りがあったのではないか?という意見も一部上がっています。

中国人観光客のマナーの悪さは以前から問題視されており、特に時間的なルーズさはツアーの大きな問題点となっていました。

この事件との関連性はまだ分かりませんが、このようなことが影響して起きた事故であった場合、ツアー会社としては何らかの改善をしていかなければならないでしょう。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

左折は特に死角が多いから…逆に歩行者が気を付けなければいけないな。だから左折のみ音声が鳴るシステムになっている。目視だけじゃ限度があるから何か画期的なシステムを開発しないといけない

全てじゃないけど、観光バスの運転手さんは結構気が荒い人が多いと思う。商売だから仕方ないけど、いたる所に路駐、信号待ちに無理矢理割り込み、煽る感じの車間距離、イメージは良くない。

インバウンド専門の区域外営業の小泉規制緩和観光バスですね。セントレア空港や関空などでインバウンド専門の関東ナンバーの観光バスが国際線の客受けで配車しているが取締りは一切無い。直接の事故原因でないように見えるが この様な観光バスの運行状態は厳しいものです。関東からインバウンドの客を乗せて関西に来て関空で上がり近辺の道路で路駐車内で仮眠してすぐに関空で新しいインバウンドの客を乗せて営業をしている。過労から注意力散漫なので危険です。

経歴(学歴)やプロフィール

野中泰二郎氏は、京都大学の名誉教授。

研究分野は建築構造などがメインだったとのこと。

学歴は以下の通り。

1959年 京都大学 工学部 建築学科
1961年 京都大学 工学研究科 建築学専攻
1964年 ブラウン大学大学院 工学研究科 固体力学

野中氏はブラウン大学大学院を卒業後、京都大学の助教授に就任。

その後、1979年の6月に京都大学教授に就任しました。

それ以降は日本建築学会賞を受賞したり、日本建築学会「衝撃的破壊現象小委員会」主査を務めるなど、さまざまな方面での実績が認められ、2000年4月からは京都大学の名誉教授に就任していました。