【全盲(網膜色素変性症)】菅田利佳さんが東大合格!和歌山県立星林高校出身

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こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

全盲の女子高生が東京大学に合格したとして話題になっています。今回、全盲というハンデを抱えながらも見事東大合格を果たしのは和歌山県の県立高校出身の菅田利佳さん。

産経新聞などによれば、以下のように報じています。

東京大学の推薦入試で、和歌山市の全盲の女子高生が教育学部に合格した。県立星林高校国際交流科3年の菅田利佳さん(18)。小学校入学前に目の難病「網膜色素変性症」と診断されたが、特技のピアノや海外留学の経験を糧に「世界の教育環境を知り、社会に貢献したい」と最高学府の受験に挑戦。数多くの協力者にも支えられながら夢のスタートラインに立った。 「えっ、番号がある!」

合格発表の2月13日。自宅でスマートフォンの画面を指でなぞり、読み上げソフトの音声で結果を確認。家族にも確かめ、合格が分かると歓喜の声を上げた。
試験では、図形や写真の問題で形や姿を頭でイメージするしかない。受験勉強では、教科書以外の副教材は点字のあるものを自ら探した。難関大学の受験に必須ともいえる学習塾に行くこともなかった。

それでも「周りの人が思っているほど、自分のしていることは特別じゃない」と冷静に語る。
試験の直前は毎日約15時間の猛勉強。常に視界が暗いことを逆手に、布団やこたつなど暗い中でも点字を使って勉強した。

念願の合格に、将来に向けて「国際的な教育格差の改善に貢献し、世界でも活躍できる人間になりたい」と力強く語る。

さまざまハンデを背負って生きる人たちに大きな勇気を与える今回のニュース。

その裏には、血の滲むような努力と全盲のハンデを背負っているとは思えないほどのチャレンジ精神がありました。


全盲(網膜色素変性症) 菅田利佳さんが東大合格!

今回、東京大学に見事合格したのは和歌山県立星林高校出身の菅田利佳さん18歳。

東京大学は今まで一般入試しかなかったものの、幅広い入学者の獲得を目指すために2016年度から推薦入試を実施。

枠は相当狭いものの、一部の特殊な技能や一芸に秀でた高校生に対して推薦入学という選択肢を与えました。

菅田利佳さんは幼少期からピアノを習い、中学校1年生の頃には韓国で演奏会にも参加したそう。

2歳から音楽教室に通い、自然とピアノの音色に魅せられた。中学1年で韓国の音楽祭に招待されて演奏もした。しかし、当時英語で話せたのは自己紹介程度。他国の学生が通訳なしで流暢(りゅうちょう)に英語を話す姿を目の当たりにした。「悔しかった。英語で話せたらコミュニケーションできるチャンスが広がるし、力をつけたいというモチベーションにもなった」と振り返る。

幼い頃から音楽に慣れ親しんできた彼女は、一時期音大への進学も検討していたそうですが、東大の推薦入試のことを知ると一念発起して猛勉強を開始したとのこと。

全盲での東大合格者は過去をさかのぼっても前例のないことだといいます。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

おめでとうございます
精神的にも、家族の方々の支えも大きいものを感じます。一つの通過点をクリアまだまだ先は長いと思います!健康一番で頑張って下さい。

本当に素晴しいですね!
おめでとうございます!

東大推薦入試には、その選考基準の曖昧さや恣意性から、あまり好意的な見方をしていませんでしたが、こうした事例を見ると意義があるようにも思います!

入学後の方が、入試よりも諸事大変でしょうが、頑張って下さい!

素晴らしいニュースです。推薦入学にはあまり良いイメージなかったけど、こうしてハンディを持った人に活躍できるチャンスを与えることはおおいに進めるべき。

本当にすごい努力されたことだと思います。生活するだけでも大変なのに1日15時間も勉強して夢に向かって頑張る姿は本当にすごい。自分なんてなんのハンディもないのに何もせず今に至るのでこーゆー記事は応援したくなります。この先も困難なことや試練はあると思いますが頑張ってください。

勉強ももちろんできるのだろうし、それだけでもすごいのに、ピアノや留学など、色んな方面で積極的なのがすごい。他のハンディキャップを背負う人の希望にもなるし、健常者である自分もこういう子が頑張っているのを見ると自分ももっとやらなきゃと励みになります。

きっと同級生にもいい刺激や影響を与える。大変なことも多いだろうが、充実した学生生活を送ってほしい。今の夢も素晴らしいが、自分に出来ることをもっと広く捉え、世界経済や人類に大きな影響を与える仕事を実現してもらいたい。それでこそ日本の最高学府の意義。

最高学府に合格すること自体難しいのに凄いね。彼女のようにバイタリティ溢れる人にドンドン活躍してもらいたい。ハンデという人もいるが、そういう方のほうが本質を見抜くのは上手いし、確かな見聞で仕事ができると思う。まずは学生生活を楽しんでください。合格おめでとうございます。