こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
週刊文春の賭け麻雀報道によって、辞職を余儀なくされた黒川検事長。
5月22日に閣議で辞職が正式に承認され、定年延長問題から急転直下の辞職劇となりました。
そんななか、各方面から上がっているのが処分の軽さへの指摘。
今回は訓告処分となった黒川検事長と、その退職金について詳しく取り上げていきます。
黒川検事長の退職金はどうなるもらえる?
Nスタ。賭けマージャン問題の黒川検事長が「訓告処分」の件。森永卓郎氏「吃驚しました。だってこれだと多分、退職金、満額出ちゃうんですよ。私どう考えても懲戒免職だと思ったんですけど。重大犯罪をしてる訳ですから。こんなことが許されていいんですかね」#黒川弘務検事長の懲戒免職を求めます pic.twitter.com/amCzg9f23x
— YAF (@yagainstfascism) May 21, 2020
結論からいうと、黒川検事長は今回の辞職にあたって退職金を受け取ることができます。
黒川検事長は今回の賭け麻雀疑惑について全面的に認めました。
これによって、黒川検事長は訓告処分となったことが報じられています。
この訓告処分というのは懲戒処分に該当しない軽微な処分です
・懲戒処分
免職
降任
停職
減給
戒告・懲戒処分に当たらない軽微な処分
訓告
厳重注意
口頭注意
上に行けば行くほど処分は重くなり、訓告は懲戒処分に当たらない処分のなかでは最も大きいものです。
ただ、懲戒処分に当たらないということは法律基づく処分ではない=退職金などを受け取る権利はあるということで、黒川検事長は満額の退職金をもらうと見られています。
黒川検事長の退職金は7000万円超え
賭け麻雀した黒川検事長の退職金7000万を批判するなら、文科省の天下り斡旋の元締め&売春の温床である出会い系バーで貧困調査してたのに退職金8000万もらった文科省元事務次官の前川喜平の件も問題視すべきでは?
どっちもどっちでは? pic.twitter.com/OEkMHY3ih4— Dappi (@dappi2019) May 22, 2020
黒川検事長の退職金の額は7,000万円を超えると報じられています。
21日付けのプレジデントオンラインでは以下のように報道。
黒川氏は法務省の聞き取り調査に対し賭けマージャンをしたことを認めており、21日夕方には辞表を提出している。しかし、辞任ではなく、最も重い処分である懲戒免職とすべきだろう。検事長の退職金は7000万円以上となるが、そうした退職金も与えるべきではない。
退職金に付いて触れており、今回のような賭博罪に抵触すると思われる不祥事は懲戒免職が妥当と書かれています。
国民感情としても、7,000万円超えの退職金を支払うというのはおかしいという声が大半で、今後はこの退職金についても議論がなされていきそうです。
黒川検事長の退職金は税金からでるのか?
一般人は逮捕されるのに、
黒川検事長は逮捕どころか甘い処分で、
違法しといて退職金7000万ももらえるそうです。それ私たちの税金です。3年前から黒川は賭け麻雀してたのに懲戒免職でなく甘い訓告処分と。
何かのご褒美代かな?
上級国民は何をしてもいいって事ですか?美しい国ですね。#安倍晋三 pic.twitter.com/VcA0ZniBDn
— 文鳥さん ぶんちょうさん ( ⁰⊖⁰) (@komatsunotsuma) May 22, 2020
基本的なところですが、検事長の退職金は税金から拠出されます。
これは検事長が国家公務員であることからも明らかでしょう。
今日本は新型コロナウイルスによる混乱の真っ只中。
そんななかで賭け麻雀で辞職に追い込まれた黒川検事長に対して、血税から7,000万円ものお金を出すことに納得できない国民が多いのは当然でしょう。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
懲戒免職が妥当だと思いますので、退職金は1円も払うべきではない。
と思うと同時に、退職金が7000万という金額に驚く。検事長が要職だというのは何となくわかるけど、それでも7000万というは庶民感覚では多すぎると思いますよ。
検察のナンバー2が、賭博と言う下品でわかりやすい犯罪を自ら進んで犯したのだから、懲戒解雇は当然でしょう。一般の会社員の賭け麻雀とは違う。しかも、一線を画するべきメディアと、自粛期間中に。
この退職金は支払うべきではない。もしこのまま支払ったらそれこそ国民の怒りは定年延長問題時よりも増大し結果的には安倍政権にとって厳しいものになるのは必定。安倍は受けてたつ気があるのか。
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