こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
2020年1月8日にレバノンに逃亡したカルロス・ゴーン氏が記者会見を開き、話題となっています。
この会見でゴーン氏は自身の保釈を認めた島田一裁判官について言及。
国外逃亡という結果を招いたことで、責任問題などが取り沙汰されている島田一裁判官とは一体どのような人物なのでしょうか?
2019年4月に東京地裁の島田一裁判官がゴーンの保釈を認める
【東京地裁の島田一裁判官、「弁護人らの指導監督が徹底している」などとしてゴーン被告の保釈を許可】
裁判官からしてアホですね・・・。 pic.twitter.com/9CeNi84eOQ
— 漆ちゃん (@urushi_jpn) December 31, 2019
島田一裁判官が特別背任の容疑で起訴されていたカルロス・ゴーン氏の保釈を決定したのが、2019年の4月25日。
このとき、島田一裁判官は逃亡や証拠隠滅の可能性について触れながらも、最終的に保釈を決定し、関係者から不安の声が上がっていました。
昨年4月25日、東京地裁の島田一・裁判官が証拠隠滅の恐れを認めながらも、「弁護士らの指導監督が徹底している」などとして保釈を許可した。この時点で検察関係者は「ゴーンはベイルートへ逃亡する」と予言していた。
Business Journalなどはこのように報じており、島田裁判官が保釈を決定した当時からレバノン・ベイルートへの逃亡を懸念していたといいます。
上の記事でも触れていますが、ゴーン氏は以前からベイルートに自宅を所有しており、レバノンとの受け渡し条約が締結されていないことから逃亡の可能性を示唆する人は少なくありませんでした。
島田一裁判官に責任はないのか?無能の声多数
世論からは、カルロス・ゴーン氏の逃亡を許したともいえる島田一裁判官と弘中弁護士に対して、責任問題を追求すべきという声が多く上がっています。
東京地裁の島田一裁判官は・・・「弁護人らの指導監督が徹底している」などとして保釈を許可した
ある検察幹部は「弁護人の責任は十分ある。あの手この手を尽くして細かい条件と引き換えに得た保釈の結果が逃亡だ」と憤る・・・寝耳に水っていったってダメじゃないかなぁ。https://t.co/L8mYSw6mPz
— いっとこ (@tomnyogn) January 1, 2020
ゴーン氏の逃亡について、弁護人である弘中氏に責任問題が発生する可能性については、以前産経新聞が報じていました。
ある検察幹部は「弁護人の責任は十分ある。あの手この手を尽くして細かい条件と引き換えに得た保釈の結果が逃亡だ」と憤る。
出典:産経新聞
実際、2020年1月に入ってから特捜部は弘中弁護士に対する追求を行っており、事務所の家宅捜索などを行っています。
ただ、一方の島田一裁判官については、責任問題を追求すべきという声はあるものの、現在の司法制度では責任を追求すること自体なかなか難しいようです。
保釈自体は日本の制度上認められていることで、これ自体に問題はありません。
証拠隠滅や逃亡の可能性があるとわかっていたのに、保釈を認めた裁判官が今後どのように追求されていくのかに注目が集まります。
読売新聞が2020/1/13に報じた内容に、裁判所側の新たな判断ミスが明らかとなりました。
カルロスゴーン氏の保釈金は10億円でしたが、東京地検はこの金額を低すぎると裁判所側に何度も訴えていたそうです。
100億円以上の資産を保有している可能性を指摘していた地検は、保釈金の額を引き上げるように要求したものの、結局認められなかったとのことです。
島田一裁判官の学歴と顔写真(画像)
何の責任?・・とかふざけすぎ。ただ、今般の事件の最大の責任者は東京地裁の島田一裁判官。世界では既に保釈金制度自体が見直されつつあるのに、多額の保釈金に想い入れたのか、証拠隠滅や逃亡の恐れがあるゴーンの保釈を認めてしまった無能裁判官だ。裁判官の質の見直し向上は、日本の必須項目! pic.twitter.com/pXMn7e1ZZF
— aprilaegeansea (@aprilaegeansea) January 8, 2020
島田一氏は、昭和36年11月26日生まれの裁判官。
第41期司法修習。
出身大学は中央大学法学部ですが、高校や中学など大学以前の学歴については不明です。
以下、島田氏の司法試験通過後の経歴です。
H30.8.30 ~ 東京地裁刑事部第二所長代行(14刑部総括)(令状部)
H27.4.1 ~ H30.8.29 東京地裁16刑部総括
H24.4.1 ~ H27.3.31 大阪地裁7刑部総括
H22.4.1 ~ H24.3.31 東京地裁6刑判事
H17.3.23 ~ H22.3.31 司研刑裁教官
H16.4.1 ~ H17.3.22 広島高裁第1部判事
H13.4.1 ~ H16.3.31 広島地裁判事
H11.4.11 ~ H13.3.31 名古屋地裁判事
H9.4.1 ~ H11.4.10 名古屋地裁判事補
H6.4.1 ~ H9.3.31 鹿児島地家裁判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 東京地家裁八王子支部判事補
H1.4.11 ~ H3.3.31 福岡地裁判事補
島田裁判官は、2017年に起きた東大院生によるわいせつ事件で、有罪を言い渡したものの、執行猶予判決を出したとして批判の的になったこともあります。
加害者の責任は重いとしながらも、以下のように加害者擁護とも取れるコメントを出しました。
被害者から示談を拒否されているが、引き続き、謝罪や弁償に向けて努力する意向を示している
このときもネットからは一部で批判が巻き起こりました。
直近では前述したとおり、カルロス・ゴーン氏の保釈を認めた張本人であり、『世界中に恥を晒した』として大きな話題になりました。
ネットの反応
カルロス・ゴーン氏逃亡で窮地に立たされている島田裁判官と弘中弁護士。
彼らについて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
SNSなどを中心にネットの声を集めました。
カルロス・ゴーンの逃亡について保釈許可判決を出した裁判官の島田一と弁護士の弘中惇一郎はどう責任を取るのか。自分達の判断力の無さと無能さが齎した日本への大損害に対し、寝耳に水などの言い分で問責なしでは済まさない。国家の信頼性が問われ国民は決して許さない
逃亡を手助けしたともいえる「弘中惇一郎弁護士」「東京地裁の島田一裁判官」はどう責任を取るんでしょうか。
いい加減性善説は世界に通用しないのを理解する必要があります。
ゴーン被告の逃亡を許した東京地裁の島田一裁判官と弘中淳一郎弁護士らはその責任を厳しく追及されるべきだろう。彼らの責任をウヤムヤに してはならない。
最近のコメント