イルファンカーン死去で死因=病気(神経内分泌腫瘍)

訃報

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

インドの俳優で、ジュラシックワールドやスラムドッグミリオネアなどの人気映画作品に出演したイルファン・カーンが死去しました。

世界中で話題となった作品に出演していた俳優ということだけあって、国内でも多くの映画ファンから追悼の言葉が相次いでいます。

今回は突然の訃報が報じられたイルファン・カーンについて、詳しく取り上げます。


イルファンカーンが死去

彼の訃報について、映画情報ネットメディアの『映画ナタリー』は以下のように報じました。

インドの俳優イルファン・カーンが53歳で死去した。

カーンはハリウッドでも活躍し、「ダージリン急行」「スラムドッグ$ミリオネア」「アメイジング・スパイダーマン」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」「ジュラシック・ワールド」「インフェルノ」などに出演。「めぐり逢わせのお弁当」「ヒンディー・ミディアム」といったインド映画も日本で公開された。

Twitterではアミターブ・バッチャン、ニムラト・カウル、アーミル・カーンらインドの俳優や、インドの首相ナレンドラ・モディといった人々が追悼の言葉をつづっている。また「ジュラシック・ワールド」の監督を務めたコリン・トレボロウも追悼文を投稿し、カーンとの最後のやり取りを明かした。

イルファン・カーンと聞いてピンとこない人も、彼の出演した作品名はよく聞いたことがあるという人も多いはず。

実際、スラムドッグミリオネアやインフェルノなどは日本国内でも大ヒットし、この映画のファンもたくさんいます。

イルファン・カーンは53歳で亡くなったとのことで、あまりにも早いお別れに、ネットでも哀悼の言葉が多く投稿されました。

イルファンカーンの死因=病気(神経内分泌腫瘍)

映画ナタリーの記事ではイルファン・カーンの具体的な死因については記載されていませんでした。

ただ、国内の他のメディアを見てみると、神経内分泌腫瘍という病気を患っており、これが原因で亡くなったとの記載されています。

ボリウッド映画のスター俳優だったカーン氏は米ハリウッドでも活躍した。2018年に神経内分泌腫瘍(しゅよう)と診断された後、復帰してインド映画に出演していた。

地元報道によると、カーン氏は28日、結腸感染症で入院。数日前に母親を亡くしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにとられている全土封鎖(ロックダウン)の影響で、葬儀には出席できなかったという。

朝日新聞デジタルなどではこのように報じられており、カーン氏が亡くなる数日前には母親を亡くしていたことも記載されています。

ちなみに、死因とされている神経内分泌腫瘍は患者数の少ない希少ガンのひとつ。

国立がん研究センターでは以下のように解説されています。

神経内分泌腫瘍とは?

神経内分泌腫瘍 (neuroendocrine tumor/neoplasm: NET/NEN)とは内分泌細胞に由来する腫瘍です。神経内分泌細胞はホルモンやペプチドを分泌する細胞のことで、全身に分布するため、腫瘍も全身の臓器に発生しますが、このうち、消化器に発生するものが約60%、肺や気管支に発生するものが約30%を占めます。消化器のなかでは特に膵臓、直腸に発生するものが最も多いとされています。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

ライフオブパイやジュラシックワールドに出演されてましたね。他の役者さんにはない独特な雰囲気と演技で好きでした…それだけに残念すぎる…。ご冥福をお祈りします。

ジュラシックワールドの社長じゃないか!
ジェフゴールドブラム似の。吹き替えも大塚さんだったから、、
ご冥福をお祈りします。

イフェルノ、ジュラシックワールド等々、印象強く残ってる俳優さん。御冥福をお祈りします。