こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
アベノマスクと揶揄された政府配布の布マスク。
4月21日の夜にマスク製造元(発注先)の会社名が以下の通り公表されました。
政府配布の布マスク、受注3社が判明 計90億円で契約
受注は #興和 #伊藤忠商事 #マツオカコーポレーション の3社で金額は約54.8億円、約28.5億円、約7.6億円の計約90.9億円。
具体的な中身は示されず。マスク予算は466億円で契約金額との差額について福島議員はさらに追及。 https://t.co/JBRjT0EXfJ— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) April 21, 2020
しかし、当初製造元は4社であるとされていたため、国民からは残り1社が公表されないことに対して疑念の声が噴出。
今回は、政府が意地でも隠し通すアベノマスク製造会社4社目について、詳しく取り上げていきます。
アベノマスク予算との差額375億円はどこに消えた?
#アベノマスク
差額は誰のふところへ pic.twitter.com/q3ZgCahGAg— ねこまる (@p3Lgg853gebendl) April 22, 2020
アベノマスクの全世帯に対する配布にかかる予算は、当初予定されていた200億円を大幅に超え、466億円と報道されました。
しかし、21日に発表された発注先3社の合計金額を見てみると、約91億円。
興和 約54・8億円
伊藤忠商事 約28・5億円
マツオカコーポレーション 約7・6億円計約90・9億円だった。(カビ等不良品込み)
466億円-91億(マスク代)=375億
375億かぁ
— 午後の聖歌 (@BhrxC9gIoNEqxe2) April 21, 2020
そうなると、上記の通り差額375億円の行方が分からないということになります。
もちろん郵送料などもかかっているため、この金額すべてが残り1社への発注金額というわけではありません。
ただ、送料を考えたとしても、少なくとも200億円以上は使途不明となっているわけです。
この一連の疑念については、社民党の福島瑞穂氏も以下のようにTwitterで言及しています。
厚生労働省マスク班から今日4月21日、布マスクの全戸配布にかかる企業名、契約内容についての回答がきました。
3企業を合わせても90•9億円で少ないのだが。
また、4企業と言っていたのに3企業という疑問はあるが、3企業と契約金額が出てきました。 pic.twitter.com/jvEGGgIc1b— 福島みずほ (@mizuhofukushima) April 21, 2020
アベノマスク4社目(製造会社残り1社)はどこで特定?
妊婦向けに配布する布マスクに汚れなどが相次いで見つかった問題。厚生労働省は受注企業について「興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社プラス1社」とし、残る1社を公表していません。かたくなに拒む担当者。かえって疑念が広がっています。#新型コロナウイルスhttps://t.co/C1h0aUQfwb
— 毎日新聞 (@mainichi) April 24, 2020
この4社目については、デイリーなども以下のように報じています。
466億円を投じて行われる事業を巡っては、立憲民主党の蓮舫副代表がツイッターで発注元を「何度も厚労省に確認していますが、いまだに返事が来ません」と明かしていた。最近になって3社が明かされたが、残り1社はなぜか非公表。
ネット上では「あと1社を頑なに隠す意味はわからん」「4社目がなかなか公表されないのもおかしい」「何故公表しないのか」といぶかしがる投稿が相次いだ。
最も受注額が多いのではないかとの指摘もあり、「もーっとも怪しい幻の1社」「残り1社は余程公開出来なかったんだな」「利権絡みでは?」「怪しすぎる」「残り1社の名前も言えない胡散臭いマスク」と、疑念は深まるばかりとなっている。
4月25日までに、残り1社の実態についてはさまざまな説が語られています。
そのなかには、『架空の会社だから公表できないのでは?』という説もあり、国民の疑念はさらに深まるばかり。
今のところ、4社目の具体的な会社名は特定されていませんが、ミャンマーでの謎の動きが話題になっており、麻生財務大臣をはじめとする大物政治家の利権がらみである可能性が高いとされています。
興和ミャンマー工場に政府からの要請
利権がらみが話題となったのは、ミャンマージャポンが以下のような記事を公開したことに端を発します。
ミャンマーで日本向けガーゼマスクを1か月に5,000万枚生産へ
ミャンマーで日本向けのガーゼマスクが4月から1か月あたり5,000万枚生産されることがわかった。7Day Dailyが伝えたもの。
マスクを生産するのは、名古屋市に本社がある医薬品・繊維事業の興和で、3月中に1,500万枚を生産し4月には5,000万枚に増産する予定。日本政府・経済産業省からの要請に応えたもので、既に第1便は日本に到着済み。使い捨ての不織布マスクに対し、ガーゼマスクは洗濯して何度も使うことができる。
公表された3社のなかでも最も大きな受注額である興和はミャンマーに工場を置いています。
そして、このミャンマーは財務大臣を務める麻生太郎氏と深い関係が。
アベノマスク外国製なのか
国内製だと思ってた製造元明かせない?とか言ってたみたいだけど
興和㈱経由でミャンマーが受注
それでミャンマー協会の役員名簿に最高顧問「麻生太郎」の名前があるっていう pic.twitter.com/nDzlpHFzes— SAN値直送@フォロバ100% (@udonkosobaramen) April 20, 2020
このとおり、ミャンマー協会の最高顧問に麻生太郎氏が名を連ねています。
これが、残り1社についても利権がらみなのではないか?と噂される大きな理由の一つです。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
安倍さんそろそろ年貢の納め時ですね。マスク配布不評につづきマスク納入会社の未公表、きわめつけはそのマスクが不良品・・・本当に残念なお方だ。なんであと1社公表できないのですか?まさかこの状況下で何か利権絡みですか?今まではなんとか誤魔化してきましたがもうそうはいきませんよ。国民全員があなたの挙動に注目しています。早く公表お願いしますよ。
中国共産党といっしょでやましいことがあるから隠してるんだよ。
そんなことがまかり通るのは安部が総理大臣になってから。
こんな横暴を許してはならない。
これは公表しないとフェアじゃないでしょ。公表された三社は不良品納入について散々言われるだろうし、残り一社が不良品を納入してない確証もない。非公表にするなら国民になに言われようが全社非公表で押し通すべきでしたね。対応が中途半端。
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