竹浪酒造店の倒産理由はなぜ?廃業で移転計画はどうなった?

ビジネス

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

清酒『岩木正宗』などで知られる酒造会社『竹浪酒造店』が破産決定をし、倒産することがわかりました。

竹浪酒造店は地元青森のみならず、全国でファンの多い酒造メーカーであり、酒蔵としてもかなりの老舗です。

この度、竹浪酒造店が倒産に至った経緯はどのような理由なのでしょうか?


竹浪酒造店が破産決定→倒産

今回の件について、朝日新聞デジタルなどは以下のように報じています。

民間調査会社東京商工リサーチ青森支店は24日、清酒「岩木正宗」や「七郎兵衛」で知られる板柳町の酒造会社「竹浪酒造店」が、青森地裁五所川原支部から破産開始決定を受けたと発表した。決定は16日付。負債総額は調査中という。

同支店によると、竹浪酒造店は江戸時代中期の正保年間(1644~48年)の創業とされ、同支店がデータを持つ県内企業約2万社のなかで最も古い企業だという。

1990年代初めには1億円近くの売上高があったが、同業他社との競合が激化し、10年以上前から資金繰りが行き詰まっていたという。昨年9月期の売上高は約3千万円にとどまっていた。

東京商工リサーチなどが公表しているデータによれば、3月16日付けで破産開始決定を受けたとのことです。

負債総額は公表されていませんが、10年以上前から資金繰りがうまく行っていなかったということから、ある程度大きな規模の倒産になることが予想されます。

日本酒ファンとしては竹浪酒造店の銘酒がなくなってしまうのは大変悲しいことで、世論からは『どうにかして竹浪酒造店のブランドを残すことができないのか?』という声が多く上がっています。

竹浪酒造店はなぜ破産した?倒産理由は?

前掲した朝日新聞の報道にもある通り、他社との競合激化が倒産理由とされています。

ただ、竹浪酒造店は創業350念以上の歴史を持つ老舗であり、これ自体がブランドになっていたことを考えると、競争の激化だけが倒産理由とはいえなさそうです。

地元ローカル紙の『東奥日報』の記事を見てみると、消費者の嗜好の変化も一因に上げられています。

江戸時代の創業で現存する酒蔵では青森県内最古の「竹浪酒造店」(板柳町)が24日までに、青森地裁五所川原支部から破産開始決定を受けた。代表は16代目の竹浪司晃氏。信用調査会社・東京商工リサーチ青森支店によると、負債総額は調査中。同業他社との競合激化、消費者嗜好(しこう)の変化により、減収基調を余儀なくされていた。

地元では竹浪酒造店の経営がやばいという話題は数ヶ月前から取り沙汰されていたようです。

移転計画はどうなったのか

竹浪酒造店といえば、長年店舗を構えてきた板柳町からの移転が話題となっていました。

移転に関する報道がでたのは2019年であり、実際に2019年10月9日をもって、つがる市稲垣町への移転が行われています。

江戸時代初期の正保2(1645)年創業で、現存する酒蔵では青森県内最古の板柳町の「竹浪酒造店」が、つがる市稲垣町に移転したことが9日分かった。竹浪司晃社長(80)の長男で同店17代目の杜氏(とうじ)・令晃(よしあき)さん(47)は取材に対し、自分たちの手で伝統の味を守り継ぐために新天地への移転を決断したことを明らかにした。

出典:Web東奥

『伝統の味を守るため』と記載されていますが、詳細な移転理由は不明。

今回の倒産と関係があるのかもわかっていない状況です。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

竹浪酒造店さんの全てが宝です。
青森県最古の歴史が宝であり、母家は現行学で有名な今和次郎氏の設計ですので、建物も宝です。
熱燗にこだわる面白い蔵でした。
夏の日本酒イベントでも熱燗で提供するほどでした。
本当に勿体無いです。

燗酒専心、あの美味しいお酒がなくなってしまうのか…残念すぎる。誰か救ってはくれないだろうか。

人類が滅びるのはアレとして、老舗の酒造さんが滅びるのはいかん。 今私臨月間近の妊婦さんだからダメだけど、解禁になったら是非召し上がってみたい。

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