青森国際ホテルが倒産↓中山大輔社長が破産申請

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こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

青森県で長年経営を行ってきた青森国際ホテルが倒産したことが分かりました。

地元民に愛され、結婚式などでも有名なホテルだっただけに、驚きの声が広がっています。

今回は突然の倒産が報じられた青森国際ホテルについて詳しく取り上げていきます。


青森国際ホテルが倒産↓理由は新型コロナか

この件について、東奥日報などは以下のように報じています。

レストラン、宴会場、結婚式場…。青森市中心部にある青森国際ホテルは長年、宿泊施設としての機能に加え、さまざまな役割を担い、市民にとって身近で親しみ深い存在だった。新型コロナウイルスの影響を受け休業している中で、25日に運営会社が破綻。「残念」「また再開して」-。一夜明けた26日、市内の経済界や観光業界、市民らに衝撃が走り、悲嘆の声や再出発への期待が聞かれた。

国際ホテルを巡っては、運営会社がかつての建物改修による借り入れや、長期の不況、少子化などによるブライダル市場の縮小などで苦しい経営を強いられていたところに、新型コロナ感染拡大による休業が追い打ちを掛け、金融機関から融資を受けられないまま、25日、青森地裁に破産申請した。

報道によれば、かねてより厳しい経営状況だったところに新型コロナウイルスの影響が直撃。

これがトドメとなって、倒産に追い込まれたとしています。

今回の青森国際ホテルのように経営状況が苦しい会社にとって、今回の新型コロナウイルスの自粛ムードはまさに致命的。

今後時差的に、ますます倒産を発表する会社は多くなるだろうと予測されています。

青森国際ホテル中山大輔社長が破産申請

青森国際ホテルは青森市にある国際ホテルが運営するホテル。

1948年に開業した老舗ホテルでした。

河北新報などによれば、従業員は78名おり、27日時点で全員解雇が言い渡されているといいます。

東北地方に在住の人であれば、青森国際ホテルを結婚式の宴会場として利用したことがあるという人も多いはず。

実際、結婚式での利用客は多く、そのニーズに応えるために近年多額の改装費を投じていたと言います。

しかし、思った以上にブライダル部門が伸びず、徐々に売上は落ちていったとのこと。

この状況下で、新型コロナウイルスの影響が直撃し、国際ホテルの中山大輔社長は25日付けで破産申請をおこなったといいます。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

まだまだ、これから破産、倒産ラッシュになるんでしょうね。
古い建物は維持費が大変ですし。
今年は宿泊業で生き残るのは、かなり厳しいと思います。

10年ぐらい前に、青森の友人に招かれた結婚式では、普通に500人ぐらい招待していて驚いた。
盛大にする土地柄とのことだったけれども。

老舗や高級店なんかは余計に大変だろうな。
客が少なくても「レベルを下げることは許されない」と自分達で自己暗示をかけてしまっている。

客が激減してるのにあの豪華な朝食バイキング、めちゃくちゃもったいない。
バイキングは人数が多くて初めて利益が出るのだと思うのだが。