こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
社会的にも大論争を巻き起こした愛知県でのとある事件の控訴審判決が、2020年3月12日に名古屋高裁でありました。
この裁判で裁判長を務めたのが堀内満裁判官。
一審での無罪判決を全面的に覆したとして、称賛の声が上がっています。
高裁判決で堀内満裁判官に称賛の声
今回の件について、毎日新聞は以下のように報じています。
2017年に愛知県で当時19歳の実の娘に〇〇暴行をしたとして、男性被告(50)の控訴審判決で、名古屋高裁(堀内満裁判長)は12日、無罪とした1審・名古屋地裁判決(19年3月)を破棄し、懲役10年を言い渡した。
事件を巡っては同月に類似の無罪判決が相次いだため、被害者らで作る団体が国に刑法改正を求める署名を提出、デモ活動も各地で広がり、高裁の判断が注目されていた。
報道にある通り、今回の裁判で裁判長を担当したのが堀内満裁判官です。
この事件は2019年3月に名古屋地裁岡崎支部でまさかの無罪判決が下っており、『トンデモ判決』として社会問題になりました。
当時、一審判決を下したのが鵜飼裁判長。
この判決を全面的に覆し、判求刑通りの懲役10年の判決を言い渡した堀内裁判官には『安心した』『ようやく正しい判決が出た』という声が上がっています。
堀内満裁判官の経歴と学歴↓顔写真は?
堀内満氏は、昭和31年生まれの裁判官。第39期司法修習。
出身大学は慶應義塾大学法学部ですが、法科大学院などについては公表された情報はありません。
以下、裁判官任官後の経歴になります。
H31.4.1 ~ 名古屋高裁1刑部総括
H29.6.5 ~H31.3.31 盛岡地家裁所長
H21.4.1 ~ H29.6.4 名古屋地裁3刑部総括
H17.4.1 ~ H21.3.31 金沢地裁第3部部総括
H15.4.1 ~ H17.3.31 名古屋高裁2刑判事
H12.4.1 ~ H15.3.31 名古屋地裁判事
H10.4.1 ~ H12.3.31 名古屋地家裁岡崎支部判事
H9.4.10 ~ H10.3.31 富山地家裁判事
H7.3.24 ~ H9.4.9 富山地家裁判事補
H5.4.1 ~ H7.3.23 東京地裁判事補
H4.4.1 ~ H5.3.31 富士通(研修)
H4.3.23 ~ H4.3.31 東京地裁判事補
H1.4.1 ~ H4.3.22 大阪家裁判事補
S62.4.10 ~ H1.3.31 浦和地裁判事補
ちなみに、堀内裁判官は令和3年11月に定年退官が発令される予定で、定年前に非常に大きな功績を残したと言えるでしょう。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
抵抗が不能かどうかが論点であれば
裁判所自体異常
論点は被害者が暴行の事実で十分とすべき
一般常識から掛け離れている事に裁判所は
認識すべき
一審の結果には「どこの国の、どの時代の裁判か?」と思うほど驚いた。
有罪で当然です。犯した罪は大きく重い。
社会全体で被害者の気持ちをもっと考えないと。
地裁はいかにミラクル判断して判例に無い判決下すかを競ってる感あるからなぁ
実質高裁からが裁判なんだがそうなると裁判員裁判が完全に時間の無駄ってことになる
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