松下裕子検事の経歴と出身高校大学(学歴)!法務省情報も

コラム

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

山形地検で女性初となる検事正が誕生し話題となっています。

女性初の検事正に昇格したのが、松下裕子氏。

今後の活躍に期待されている彼女の輝かしい経歴を詳しく取り上げていきます。


山形地検で女性初の検事正が誕生

今回の件について、山形新聞などは以下のように報じています。

山形地検の松下裕子検事正(51)が10日着任した。同地検で記者会見を開き、「一つ一つの事件と真摯(しんし)に向き合い、被害者の気持ちに寄り添いながら適切な事件処理を心掛ける」と抱負を述べた。同地検に女性の検事正が就くのは初めて。

松下検事正は、検察が果たすべき役割として「えん罪を生まないのはもちろん、その上で罪に見合った適正な処罰を科すこと」を挙げた。本県では特殊詐欺、無施錠による窃盗などの被害が相次いでいるが、「あまり人を疑わない県民性につけ込むことは許せない。加害者にはしっかりと対処していく」と力を込めた。

出典:山形新聞

一般的に、検事の階級というのは上から『検事総長』『次長検事』、『検事長』、『検事』、『副検事』となっています。

検事正というのは、地方検察庁特有の役職で、その地検の最高責任者です。

検察庁のホームページには以下のように書かれています。

検事正(地方検察庁の長である検事)は,その地方検察庁の庁務を掌理し,かつ,その庁及びその庁の対応する裁判所の管轄区域内にある区検察庁の職員を指揮監督しています。 検事は,最高検察庁・高等検察庁及び地方検察庁などに配置され,捜査・公判及び裁判の執行の指揮監督などの仕事を行っています。

良くニュースで聞く東京地検(東京地方検察庁)にも、検事正のポストがあり、過去に務めた人物は将来的に検事総長や次長検事などの重要ポストに就く傾向にあります。

松下裕子検事の経歴と出身高校大学などの学歴

松下裕子氏は、2020年1月現在51歳の検事。

1993年に検事任官。

過去には東京地検特捜部副部長や最高検察庁検事などを歴任してきたエリートです。

東京都出身で、最終学歴は早稲田大学法学部卒。

出身高校について調べてみると、千葉県立千葉女子高等学校の110周年記念式典にゲスト出演していたことから、この学校の卒業生であることがわかりました。

千葉女子高等学校は100年以上の歴史を持つ伝統のある学校。

ただ、2020年の偏差値は50後半であり、全国的に見ても特別高いとは言えません。

出身高校から見ると、松下氏は校内でも相当優秀な生徒だったと思われます。

全国には女性検事正は複数いる

今回、松下裕子氏が検事正に任命され話題になっていますが、実は全国的には珍しいことではありません。

あくまでも山形地検では初の女性検事正というだけであって、他の地方検察庁には女性検事正が複数人います。

現在は男性ですが、過去には松江地方検察庁で女性検事正が着任したとして話題になったことがあります。

ちなみに、女性初の検事正は現在最高検察庁総務部長を務めている畝本直美氏です。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

がんばってください。私は山形に住んでいたことがあるので
多少はわかりますが、我慢強い県民性です。それを分かって
あげて職務に専念していただけたらな、と思います。

冤罪はいかんが、市民感情から起訴しないと世間が納得しない案件は積極的に起訴してほしい。

山形で池袋のようなことが起きないことを願う。

大した事件も起きない地方県に赴任
果たして本人は嬉しいのだろうか