こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
楽天やヤクルトなどで投手として活躍した一場靖弘(いちばやすひろ)氏が、2019年夏に自己破産をしていたことを告白し、大きな話題となっています。
一場選手といえば、プロ野球入団の際にも裏金疑惑などが持ち上がり、現在でも『一場事件』としてよく語られます。
引退後はさまざまな職を転々としたとのことですが、まさかの自己破産。
人気選手でもあった一場氏に何があったのでしょうか?
一場靖弘が自己破産していた
今回の件について、FLASHは以下のように報じています。
「現役引退後の2013年1月からは、知人の紹介で看板製作会社で働きました。30年間、野球しかやってなかったので、『会社勤めをして社会に飛び込もう』と思ったんです」
「最初は現場に出るとき、『あの一場だ』と思われたくなかったですね。また1年たつと、野球への思いも少しずつ芽生えてきて、水戸市の電気機器販売代理店に転職しました」
「水戸で働いていたころから、弁護士と話していました。じつは現役中に、仙台市内でマンションを購入していたんです。引退後も家賃収入を得られると思っていました。ですが、ヤクルト時代の2011年に東日本大震災があり、そのマンションが『半壊』扱いに。価値が下がったので売却しました」
そこから “地獄” を見ることになった。購入時にローンを組んだのが、2018年、不正な不動産融資が発覚して社会問題になった「スルガ銀行」だった。
「プロ野球選手ということもあって、ローンを組めたのがそこだけでした。引退後、ローンを月々約30万円返しても、元金が数千万円から減らない状態になりました。正直言うと、支払いがキツかったんです」
出典:FLASH
つまり、自己破産の原因は『購入したマンションが東日本大震災によって半壊して価値が下がり、手放したため』ということ。
ただ、記事を読み進めていくとローンを組んだのが『不正な不動産融資が発覚したスルガ銀行だった』などとする記述があり、ネットではコレに対して批判が集まりました。
スルガ銀行といえば2018年に不正融資が発覚し、連日大々的に報道されたので記憶に深く残っている人も多いでしょう。
自行の融資基準を満たしていないのにも関わらず融資を行っていたスルガ銀行の経営体制がマズかったことは事実ですが、『それが原因で自己破産したわけではないだろう』という声が多く上がっています。
一場靖弘はジブラルタ→YouTuber!裏金の真相は?
一場靖弘さんは2004年のドラフト会議で楽天ゴールデンイーグルスに入団。
当時新設されたばかりのチームで入団直後から1軍デビューを果たしたものの、プロ入りのきっかけとなった2004年のドラフト会議は裏金疑惑で大きく報じられることに。
一場事件と呼ばれるこの事件は、当時明治大学野球部に所属していた一場靖弘さんに対して、複数の球団が裏金を渡し、獲得を目指したとされるもの。
結果、ジャイアンツやベイスターズなどの球団がこの疑惑に関わっていたことが判明し、球団責任者が辞任するまでに発展しました。
2012年に引退した後は、東京東久留米市のデザイン会社→茨城県水戸市の通信機器販売会社→外資系保険会社と転職し、現在はYouTuberになっているようです。
外資系保険会社というのは、プルデンシャルグループ傘下のジブラルタ生命保険であることが以前報じられた週刊現代の記事のなかに書かれていました。
通信機器販売会社もすでに退職。現在は、生命保険会社の「ジブラルタ生命」に勤務している。
出典:週刊現代
実力次第で大きく稼げる可能性のある外資系保険会社の営業。
時期的にはローンの返済がかなり厳しかった頃だと思われるので、一場さんとしても藁にもすがる思いだったのでしょう。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
当時思ったのが、栄養費をもらってたのが一つの球団ではなく複数球団なのか!ということでした。
そういう点でもいい感じのしない選手ではありました。
元プロ野球選手がこの有り様なら、昔だったらとっくに終わってたが、YouTuberがあったか。
しかし、期待値と結果が比例しないプロ野球選手の現実を見せられる記事だな。
破産してYouTuberになりましたって、とてもじゃないけど同情する気になれない。元々、YouTuberって仕事なのか?別に何で生計たててもいいんだけど、子供のなりたい職業の1位がYouTuberってだけで、日本の将来終わってんなって思ってしまうのは考えが古いのかな。
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