こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
着物レンタルショップなどを運営していた京洛和蒼株式会社が倒産したことが分かりました。
負債総額はおよそ1億5000万円ほどとされており、地元京都の人にとってはショッキングなニュースのようです。
今回は、突然の倒産が報じられた京洛和蒼について、詳しく取り上げていきます。
京洛和蒼の倒産破産
新型肺炎のあおり、レンタル着物会社倒産 外国人観光客激減の京都
訪日観光客向けのレンタル着物を手掛ける京都市下京区の「京洛和蒼(きょうらくわそう)」(登記は右京区)が事業停止していたことが6日分かった。 https://t.co/wd3eF6OEoi
— 預言者・天瀬ひみか【公式】予言コード解説サポート@的中案件紹介 (@shiratama_ji) March 6, 2020
この件について、帝国データバンクなどは以下のように報じています。
京洛和蒼(株)(TDB企業コード:306017836、資本金1000万円、京都府京都市下京区中堂寺庄ノ内町40-3、登記面=京都府京都市右京区太秦井戸ケ尻町13-17、代表尾崎友美氏)は、2月12日までに事業を停止し、事後処理を西靖雄弁護士(京都府京都市中京区烏丸通四条上ル笋町688、西総合法律事務所、電話075-221-0033)に一任した。
京洛和蒼は、京都市下京区に本社を構える企業。
五条通から1本奥に入ったところに本社を構えていました。
京洛和蒼は着物レンタルショップや着物の卸売などのほか、ヘアメイクや化粧品、小物類の販売なども行っていました。
特に海外から京都を訪れる観光客をターゲットにしていたようです。
倒産理由は?原因はコロナウイルスか
今回の倒産理由は、コロナウイルスの蔓延による客数の減少といわれています。
前述したとおり、海外から訪れる観光客を相手にした、いわゆるインバウンド向けビジネスを展開していたようなので、もろにダメージを受けたようです。
ただ、それ以前から収益性は悪化していたようです。
2019年4月に前代表の尾崎哲也氏が死去。同年6月以降は、香港における反政府デモの影響で京都を訪れる香港人観光客が減少したことで同業者との価格競争が激化し、収益性が悪化していた。
ちなみに、コロナウイルスによる倒産はこれで2件目。
2月末に旅館の冨士見荘が倒産を発表しています。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
京都は好きだけど外国人観光客多すぎて…という層が一定数いるし、実際足を伸ばす人もいるようなので宿にしろ観光地にしろ多少のリカバリは出来るんだろうけど、こういう業態ではねえ。
今後も元のインバウンドまでは回復しないし伸びは少ないのではないか。考えてみれば、あれだけメルトダウンの後でよく伸びた。放射能汚染心配されても。
インバウンドを敵視するような意見がヤフコメにはよく見られるけれど、経済はこのおかけげで回ってきたんだよね。47都道府県中、一人当たりのパン消費が一番多いのが京都。宿泊観光客の消費が含まれて来るからだそう。青果市場、魚、肉の市場も動く。文句を言う人間はインバウンドに代わる産業を考えてほしい。
最近のコメント