鰕原一男市議の経歴学歴と顔画像!結婚して嫁や子供はいる?

政治家

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

栃木県鹿沼市の市議会議員を務める鰕原一男(えびはらかずお)市議に対して、懲罰動議が提出されました。

鰕原市議は3月4日に行われた市議会の一般質問のなかで、鹿沼市長を務める佐藤信氏を独裁者ヒトラーであるかのごとく発言。

これを重く見た市長を支持する会派の代表3名が懲罰動議を提出したと報じられています。

今回は政治家としての資質が問われている鰕原一男市議について、詳しく取り上げていきます。


鰕原一男市議に対して懲罰動議が提出される

この件について、下野新聞は以下のように報じています。

栃木県の鹿沼市議会で佐藤信(さとうしん)市長を支持する会派の3代表が連名で5日、鰕原一男(えびはらかずお)市議(72)=5期、自民=に対する懲罰動議を増渕靖弘(ますぶちやすひろ)議長に提出した。

3人は4日に行われた一般質問で鰕原議員が「いちご市・いちご市旗について質問中、ヒトラーとナチスドイツのシンボル『ハーケンクロイツ』の写真を掲げ、市長があたかも独裁者であるのごとく発言したことは、人権侵害とも言うべきものであり、極めて無礼な振る舞い、かつ議会の品位を欠く」とし「地方自治法132条に違反、懲罰を求める」としている。

鹿沼市はかねてより『いちご市』を宣言しており、佐藤市長は『いちご市旗』を作って市内外にアピールをしていました。

この『いちご市旗』についての鰕原議員の質問が物議を醸しました。

鰕原議員は質問中に以下のハーケンクロイツの写真を利用。

これはナチスドイツを象徴とする旗であり、独裁の象徴とも言われています。

鰕原一男市議はこの旗の写真を掲げ、市長に向かって以下のように発言。

「独裁者がこの旗の下、善良な国民を団結させたように旗は怖さも持つ」

「いちご旗は議会承認も求めず、国旗とともに掲揚するのは軽々し過ぎる」

この質問の仕方に対して、佐藤市長をまるで独裁者であるかのように発言したとして、市長を支持する議員たちから大きな反感を買うことになりました。

鰕原一男市議の経歴学歴と顔画像

鰕原一男氏は、昭和22年鹿沼市(旧粟野町)生まれ。

彼の公式ホームページによると、略歴は以下の通り。

昭和41年
小・中学校を粟野で学び、 東京堀越学園高等学校卒業後、 粟野合同運輸株式会社に入社。

昭和53年
代表取締役に就任。実社会に学びながら 倉庫業、運送業、燃料販売業等を経営する。

昭和60年
粟野町議会議員1期を務める
粟野町商工会青年部長

平成 5年
粟野町商工会理事現在に至る。

平成14年
交通安全協会粟野支部副支部長

平成15年
栃木県トラック協会鹿沼支部副支部長

平成16年
鹿沼市粟野町合併協議会協議委員

平成17年
粟野町議会議員2期目

平成18年
粟野地区増員選挙による鹿沼市議会議員1期

上にもある通り、最終学歴は芸能コースがあることで有名な堀越学園高等学校卒

高卒で運送会社に入社し、後に代表取締役に就任。

彼が代表取締役を務めていた粟野合同運輸株式会社の公式ホームページを見ると、2020年現在は鰕原広子氏が代表取締役を務めています。

役員はすべて『鰕原』姓であることから、一族経営ということなのでしょう。

結婚して嫁や子供はいる?

結婚に関する詳しい情報は公表されていませんが、前述したとおり、粟野合同運輸株式会社の代表取締役である鰕原広子氏が奥さんだと思われます。

粟野合同運輸株式会社の役員構成をそのまま抜き出すと以下の通り。

役員構成

代表取締役 鰕原広子
取締役   鰕原道男
取締役   鰕原修公
監査役   鰕原紀子

お子さんに関する情報も公表されていないので不明ですが、取締役や監査役を務めている人物がお子さんである可能性は高いでしょう。

懲罰動議の提出は異例

議会の秩序を乱した議員に対して行われるのが懲罰動議ですが、これが提出されるのはかなり稀

特に、市議会での懲罰動議は記録が残っている1995年以降としては初めてのことというから驚きです。

国会議員に対する懲罰動議はこれまで何度かありましたが、それでも直近で見れば2006年のライブドア事件に係る永田寿康氏、2010年の甘利明氏に対するものなど数例しかありません。

ちなみに、懲罰動議についての詳しい説明は以下を参照。

懲罰動議とは?

主に国会において、不適切な言動により国会の秩序を乱した国会議員について制裁すべきとする議題を提議すること。ならびに、そこで提出・審議される議員懲罰の提議。

国会では、懲罰動議は国会法に則り行われる。国会法では「懲罰事犯」として手続きや懲罰内容が規定されている。懲罰動議ははじめに懲罰委員会に付託されて審査される。審査を経て、本会議で議決された後に、懲罰事犯が宣告される。懲罰には戒告、陳謝、公開議場での陳謝、一定期間の登院禁止、最も重いもので除名の処分が下される。

ネットの反応

今回の懲罰動議提出には、ネット上からもさまざまな反響が出ています。

世論からは鰕原市議の議員としての資質を問う声や、やり口が小学生レベルといった厳しい声も相次いでいます。

以下、Twitterや掲示板などに投稿された世論の声を一部紹介します。

納得がいかないなら議会で市長に質し、市長が突っぱねそれを信条から受け入れられないのであれば退席でもすればいい。やる事が幼稚すぎる。5回も当選してる議員の行いとは思えないね。

信条に反する事を市長がやってたならそれを正々堂々と言えば良いし、議会で突っぱねられたならそれに従うか、退場でもなんでもすりゃあ良い。

やり口が子供の嫌がらせレベル。

5期もこういう議員を選んだ有権者にも当事者意識が無いと思う。だから日本の議員達の質は100年くらい良くなっていない。こういう議員を生むのは選挙民である我々国民に責任がある。それを自覚しない限りこの国に民主主義は育たないし、良い政治家なんて出てくるはずもない。