青沼潔裁判官の経歴学歴!植松聖裁判で顔写真は?

事件

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

津久井やまゆり園で起きた事件で逮捕された植松聖被告の裁判が始まりました。

この裁判を担当することになったのが、横浜地方裁判所の青沼潔裁判官(裁判長)です。

植松被告が初公判で異常行動を取り、世論からは『責任問題が無いとか言って減刑だけはしてくれるな』といった声が多く上がっています。

日本全国が注目するこの裁判で、青沼裁判官はどのような判決を下すのでしょうか?


青沼潔裁判官の経歴と学歴!顔写真は?

青沼潔氏は、2020年1月現在、横浜地方裁判所および横浜簡易裁判所の判事(裁判官)。

前述したとおり、植松被告の裁判で裁判長を担当したことで有名です。

年齢や生年月日などは公表されていませんが、第43期司法修習生であることが公表されています。

実は第43期司法修習というと、2020年現在、立憲民主党の代表を務めている枝野幸男氏と同じ期です。

枝野氏は東北大法学部卒業後、24歳で司法試験に合格しており、生まれた年は1964年。

司法修習の期を考えると、青沼氏も枝野氏の年齢に近いと思われます。

新日本法規出版に掲載されている大学卒業後の法曹界での経歴は以下の通り。

H28. 8.30 横浜地裁部総括判事・横浜簡裁判事
H26. 4. 1 東京高裁判事・東京簡裁判事
H23. 4. 1 静岡地家裁浜松支部部総活判事・浜松簡裁判事
H20. 4. 1 東京高裁判事・東京簡裁判事
H17. 4. 1 宮崎地家裁都城支部長・都城簡裁判事
H16. 4. 1 大阪高裁判事
H14. 4. 1 大阪地裁判事・大阪簡裁判事
H13. 4. 9 横浜地家裁横須賀支部判事・横須賀簡裁判事
H11. 4. 1 横浜地家裁横須賀支部判事補・横須賀簡裁判事
H 8. 4. 1 東京地裁判事補・東京簡裁判事
H 6. 4. 9 長野地家裁松本支部判事補・松本簡裁判事
H 5. 4. 1 長野地家裁松本支部判事補
H 3. 4. 9 大阪地裁判事補

2020年1月時点での裁判所ホームページを見てみると、『横浜地方裁判所第二刑事部』の項目に青沼裁判官の名前が記載されています。

ちなみに、詳細な学歴などについては公表されていませんでした。

過去に担当した裁判と判決

青沼裁判官が過去に担当した裁判のなかでも、大きく報じられたものを一部紹介します。

直近の裁判としては、2019年11月に判決が言い渡された器物損壊事件を担当。

このとき、青沼裁判官は被告の男性に無罪判決を言い渡し、大きく報じられました。

以下がその時の報道記事です。

冷暖房室外機に火を付けて焼損させたとして、器物損壊の罪に問われた男性(59)=横浜市港北区=の判決公判が19日、横浜地裁であった。青沼潔裁判長は「男性を犯人と認めるには合理的な疑いが残る」として、無罪(求刑懲役1年)を言い渡した。

出典:カナコロ

また、2019年10月には横須賀で起きた老人ホームでの事件も担当。

このときは検察側求刑20年に対し、懲役19年という判決を言い渡しています。

この他にも、平成30年以降は話題となった事件を多く担当しており、メディアで報じられることも多くなってきました。

植松被告が初公判で異常行動

青沼裁判官については、今回担当している植松被告の事件でどのような判決を出すのかに注目が集まっています。

というのも、植松被告は2020年1月8日に行われた初公判で、いきなり暴れまわり、小指を噛み切ろうとしました。

8日の初公判で罪状認否の後に右手の小指をかみ切ろうとして暴れ出し、退廷させられた植松被告はこの日の公判では両手に手袋のようなものを着けて出廷。検察側が持つ証拠が裁判員らに示される予定だ。

出典:産経新聞

この異常行動はメディアでも大きく取り上げられ、パフォーマンスではないのか?という声が世論からも上がりました。

責任能力の有無が最大の争点か

この事件では、起訴内容のほとんどについて争いがないと言われています。

最大の争点は、植松被告の責任能力と見られており、実際弁護側も『精神病や心神喪失状態であった』として無罪を主張しています。

さすがに無罪になることはないと思われますが、先の埼玉県熊谷市で起きた事件で死刑回避判決が出たように、この事件でも同様の判決が出るのではないか?と心配する声も。

判決はまだまだ先ですが、今後どのように裁判が進んでいくのかに注目が集まります。

ネットの反応

一連の裁判報道で、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットに集まっているユーザーの声を一部紹介します。

異常者ぶっているだけです、ごねれば裁判が延期になって判決が下る事がないとか
そういう次元の低い対応を狙っているだけでしょう。

変な小芝居を行う植松被告反省の色なし、更生の余地無し、永山基準をこえてる。
植松被告は世の中に出してはいけない人と言うか、生かしておいてはいけない人、裁判員の方々は色々な葛藤もあると思いますが厳しい量刑を与えてほしい。

責任能力がないからって無罪にしたら、世の中の人々が不安になるから、
却って責任能力がなくっても極刑にしたほうが本人にも世の中の人々も安心できる。