こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
金融庁で『伝説の検査官』の異名を取る目黒謙一氏が亡くなりました。
国内の各メディアが『半沢直樹の黒崎検査官のモデル』と報じたことで話題となっているようです。
今回は、72歳で亡くなった金融庁検査官の目黒謙一氏について詳しく取り上げていきます。
死因は病気?目黒謙一(金融庁)が死去
今回の件について、毎日新聞などは以下のように報じています。
テレビドラマや小説で人気の「半沢直樹」に登場する黒崎検査官のモデルともいわれる金融庁元検査官の目黒謙一氏が2日、亡くなった。72歳。往事の金融庁を代表する「伝説の検査官」だった。
目黒氏は1966年に高卒で旧大蔵省に入省。「ノンキャリア組」エースとして一貫して金融機関の検査を担い、辣腕(らつわん)をふるった。
出典:毎日新聞
報道にある通り、金融庁で検査官を務めた目黒謙一氏が72歳で亡くなりました。
葬儀は近親者のみですでに済ませたとのことです。
具体的な死因などは公表されておらず、晩年病気を患っていたという情報もありません。
金融庁は2007年に退官されたとのことですが、その後は企業の顧問や住宅ローンの保証でお馴染みの全国保証株式会社の監査役などを務められていたそうです。
目黒謙一の経歴と学歴
目黒謙一氏は、1947年生まれ、宮城県出身。元金融庁検査局検査監理官。
半沢直樹の黒崎検査官として紹介されることが多いので、彼に『女性的』なイメージを持っている人も多いようですが、実際は全く違うそうです。
ドラマで片岡愛之助さんが好演した金融庁の黒崎駿一検査官。モデルは、かつてのUFJ銀行に対し金融庁検査を行った目黒謙一統括検査官(当時)とされる。本人の名誉のためにも断っておくと、断じて黒崎検察官のような“オネエ系”ではないそうだが…。
出典:SankeiBiz
目黒氏の具体的な学歴などは公表されていないものの、冒頭に引用した毎日新聞の報道にもある通り、大卒ではなく高卒。
高卒で大蔵省に入り、そこから検査官にまで上り詰めた、まさに叩き上げ。
彼の名前は金融庁でも有名だったようです。
目黒氏のもっとも有名な仕事は、旧UFJ銀行の不良債権処理の加速。
立入検査を行った目黒氏は、当時UFJ銀行が抱えていた巨額の不良債権を指摘したといわれています。
現在の金融庁幹部が証言しているように、目黒氏はたしかに検査官として凄腕だったようですが、ネットでは目黒氏の冷徹な一面を非難する声も。
その冷酷さは小説やドラマの半沢直樹を観たことがある人は克明にイメージできるでしょう。
また、目黒氏は金融庁という国の重要組織のなかで、忠実に上からの意思を実行に移してきた人物だとも言われています。
その結果、高卒でありながら検査官というポジションに身を置くことが出来たようです。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
オネエではなかったのかもしれないが
女性的なところはあったのかもな
検査官って女性が向いてるもの
なお目黒謙一氏は片岡愛之助の演じた黒崎駿一とは違い高卒のノンキャリ組の叩き上げです。
あとオネエではありませんでした。
決して一貫してエースであった訳ではなく竹中大臣に忠実に仕えた結果その様な地位を得た。後にあるキャリア官僚が其の時代を「猿に機関銃を持たせた様なもの」と評させた人物。ご冥福をお祈りします。
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