こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
京都府綾部に住む高齢の男性が、地元の綾部市に対して3億円を超える資産を寄付したことが大きな話題となっています。
寄付をしたのは綾部市に住んでいる産婦人科医で、名前を由良源太郎さんといいます。
今回は、普通じゃ出来ない自治体への巨額寄付について、詳しく取り上げます。
由良源太郎氏が京都綾部市に寄付と報じられる
この件について、共同通信などは以下のように報じています。
京都府綾部市は26日、市内の産婦人科医の男性から3億3600万円相当の金塊計約60キロの寄付を受けたと発表した。
10月に寄付した由良源太郎さん(88)で、取材に「生まれてからずっと綾部市にお世話になっているので、米寿の記念に寄付した。使途は全て市にお任せします」と話している。
市によると、12月の市議会に金塊を現金化する議案を提出し、地域振興基金に積み立てる。山崎善也市長は「地域を思う気持ちに大変感動している。大変ありがたく、大切に使いたい」と話した。
出典:共同通信
報道にある通り、寄付した理由は『綾部市にお世話になってきたから』というもの。
生まれも育ちも綾部市とのことですが、いくら医師とはいえ自己資産から3億円を超える寄付を自治体に行える人はそうそういないでしょう。
今回の報道に、ネットやSNSでは驚きの声が多数上がるとともに、由良さんが行った自治体への寄付に称賛の声が集まっています。
なかには『医師の鑑だ!』という声もあり、ネットニュースなどでも大きく取り上げられている状況です。
顔写真あり!産婦人科医=由良源太郎氏の経歴は?年収や総資産も
由良源太郎氏は京都府綾部市で産婦人科医院を経営しており、そこの公式ホームページに顔写真が掲載されています。
由良源太郎氏は現在名誉院長という肩書にあります。
経営している病院は『YURA LADIES CLINIC』という病院で、産婦人科と小児科を専門とする病院です。
公式ホームページのスタッフ紹介を見る限り、一族で経営されているようで、現在の院長は由良茂夫氏です。
京都大学産婦人科病舎主任や鳥取厚生病院医長を歴任し、現在の産婦人科医院を立ち上げられたとのこと。
詳しい学歴などは不明ですが、京大に務められていたということで京都大学医学部の出身の可能性はあります。
また、今回の巨額寄付報道で、総資産や年収についても注目が集まっていますが、こちらについてはもちろん公表されていません。
ただ、厚生労働省が発表する平成21年度「医療経済実態調査」では、開業医の平均年収は2,500万円と紹介されています。
科によっても金額は上下しますし、地域によっても変わるのでわかりませんが、地元で絶大なる信頼を獲得している由良氏の年収はこれを大きく超えていることでしょう。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
綾部市出身の方と結婚し嫁いだ友人が、由良さんはこの地域で一番の産婦人科なんだと言っていた。みんな産むのはだいたい由良さんになる、と。お祝いに寄付、なんてなかなかできないことだよなぁ
資産形態にも金額にも驚いたが、
何より寄付するに至った気持ちの崇高さに敬服です。
産婦人科の先生は大変ですよ。旅行も遠く行けないしいつお産が始まるかわからないから。命を扱う職業としての当然の報酬ではないでしょうか。
地位も名誉もお金も手に入れて、あと叶えたい欲求は神の領域だけですからね。
ぜひ、綾部市の子ども達のために使っていただきたいと思います。
地域の拠点病院が、地域のためにって、素晴らしい。
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