こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
韓国出身で、日本のJリーグでもプレーをしたユ・サンチョルが膵臓癌を公表しました。
第一報は仁川ユナイテッドの公式サイトで出され、アジアを中心にネットメディアなどが一斉に報じています。
日本国内でも親しみのある選手なだけあって、SNSなどではショックの声が多く上がっています。
今回は突然のがん公表となったユ・サンチョル氏について取り上げます。
ユサンチョルが病気=膵臓癌公表 現役時代から親日として有名
今回の件について、GOALなどは以下のように報じています。
かつて横浜F・マリノスや柏レイソルでプレーし、現在は仁川ユナイテッドの指揮官を務めるユ・サンチョル監督が、ステージ4の膵臓がんであることが分かった。仁川のクラブ公式サイトが同監督のコメントを掲載している。
同監督は19日にクラブを通じて膵臓がんを患っていることを告白。「様々な噂が流されている私の健康状態に関して、私が直接ファンの皆さんに申し上げなければならないという判断ができた」ため、報告に至ったことを説明した。
出典:GOAL
報道にあるとおり、横浜マリノスや柏レイソルなどでプレーしたユ・サンチョル(柳想鐵)氏が膵臓癌であることを公表しました。
ユ・サンチョル氏は1999年から横浜マリノスでプレーしはじめ、2001年からは柏レイソルに入団。
その後、母国韓国へ帰国し、地元のクラブチーム『蔚山現代FC』を経て横浜マリノスに復帰。
2006年まで現役としてプレーしていましたが、膝の故障が原因で現役引退を表明。
現役引退後は監督としてその手腕を発揮しており、大田シチズンや全南ドラゴンズなどでの監督歴があります。
現在監督を務めている仁川ユナイテッドの公式サイトでは、『ユ・サンチョル監督からファンに向けての手紙』と第されたコメントが掲載されました。
仁川ユナイテッドの公式ページはこちら
→https://www.incheonutd.com/fanzone/feeds_view.php?idx=4346&tgbn=feeds_notice
本人からのコメントによると、10月中旬頃から体中に黄疸の症状が出ているのに気付き、すぐに病院を受診。
精密検査の結果、ステージ4の膵臓癌であることが判明したといいます。
現在の病状や画像は?
ユ・サンチョル監督は、現時点でステージ4であることを公表しています。
一般的に癌のステージは大きく4段階に分けられており、ステージ4というのは最終段階です。
日本肝胆膵外科学会のHPに記載されている膵臓癌のステージ(進行度合い)に関する表記では以下のように書かれています。
1期:膵内に限局し、リンパ節に転移していない。
2期:腫瘍の一部が膵外に出る。リンパ節転移(-)は2A期、リンパ節転移(+)は2B期。
3期:腹腔動脈または上腸間膜動脈にがんの浸潤を認める
4期:肝臓、肺、腹膜、大動脈周囲リンパ節などへの遠隔転移を認める。
出典:日本肝胆膵外科学会
つまり、ユ・サンチョル監督は肝臓や肺、腹膜などの遠隔転移をしている可能性が高く、病状は深刻だと思われます。
膵臓癌は沈黙の臓器とも言われており、悪性腫瘍が発生してもある程度進行するまで気が付かないことが多い臓器です。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
思い出深い選手の1人です。
精神的にもかなり大変だとは思いますが、何とか病気に勝って、早く安心してほしいです。
膵臓がんは進行が早い…
ステージ4か、、、、ユサンチョル、頑張れ!
病気に勝って欲しい!
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