マリオサビノが死去で警官に撃たれた理由は何?ブラジル柔道五輪代表

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こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

ブラジルで元オリンピック柔道代表であったマリオ・サビノ氏が、地元サンパウロで亡くなったことが明らかになりました。

日本で彼の名前はあまり知られていないものの、ブラジルの元代表であること、そして警察官に撃たれたことなどから、国内でも衝撃が走っています。

今回は突然の訃報が報じられたマリオ・サビノ氏について、詳しく取り上げていきます。


マリオサビノ(ブラジル元柔道五輪代表)が亡くなる

今回の件について、時事通信などは以下のように報じています。

ブラジル柔道連盟は26日、男子元五輪代表のマリオ・サビノ氏(47)がサンパウロ州中部バウルーで亡くなったと発表した。

サビノ氏はバウルーで警察官をしており、地元報道によると、25日夜に別の警官に撃たれた。撃った警官も直後に自ら命を絶っており、2人の間に何らかのトラブルがあったとみられる。

出典:AFP通信

報道によると、25日の夜に亡くなったといいます。

マリオ・サビノ氏は柔道選手を引退後、地元ブラジルで警察官として働いていたようです。

ブラジル柔道連盟(CBJ)の公式発表では、以下のように記載されています。

A família do judô brasileiro amanheceu de luto neste sábado, 26, pelo falecimento do judoca Mario Sabino Júnior aos 47 anos.
<家族は26日土曜日に、柔道家マリオ・サビノ氏の死で喪に服しました。>

Sabino era também cabo do 4º Batalhão da Polícia Militar do Interior, em Bauru, São Paulo, e as circunstâncias do seu falecimento estão sendo apuradas pela corporação.
<サビノは、サンパウロ州バウルにある警察第4隊の長でもあり、警察によっても公式発表されています。>

出典:ブラジル柔道連盟

マリオ・サビノ氏は、2000年のシドニー、2004年のアテネオリンピックの2大会でブラジル代表として活躍。

オリンピックでのメダル獲得はならなかったものの、2003年の世界選手権では銅メダルを獲得した実力者でした。

マリオサビノが死去で警官に撃たれた理由は何?

日本メディアの報道によれば、発砲した警察官との間になんらかのトラブルがあったのではないか?といわれています。

ブラジルメディアの報道では、マリオ・サビノ氏は警察のなかでも高い地位にいたようです。

発砲した警察官がどのような地位にいた人物なのかは不明ですが、人間関係のトラブル、もしくは仕事上でなんらかの恨みを買っていた可能性もあります。

今のところ詳しい情報は公表されておらず、わからない点が多い事件となっています。

今後、最新情報が公表され次第、随時追記させていただきます。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

さすがにブラジルとはいえ、これは治安の問題ではないだろうな。
個人的な怨恨とかが動機なんだろう。
柔道元五輪選手が引退後に警察官になっているなんて素晴らしい人物なのに…。

バウルーは比較的治安の良い街なのに、まさか同じ警官に撃たれるとは切ないです。心からご冥福をお祈り致します。

なにが、あったのか?
悲しすぎる、悲惨な事件、せめて理由でも・・・・
銃がない社会を望みます。