こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
2019年10月現在、安倍内閣で経済産業大臣をつとめる菅原一秀衆議院議員に公職選挙法違反の疑惑が浮上しました。
スクープをしたのは週刊文春で、週刊誌側は数々の証拠を握っているようです。
現役閣僚のスキャンダルに、ネットからも多くの批判の声が集まっています。
今回は、菅原一秀衆議院議員に持ち上がった公職選挙法違反の疑惑について取り上げます。
菅原一秀衆議院議員に公職選挙法違反疑惑
今回の件について、週刊文春は以下のように報じています。
菅原一秀経産相(57)が、選挙区の住民に対しメロンやカニなどを贈っていた「有権者買収疑惑」。「週刊文春」がこの疑惑を報じ、国会で追及を受ける最中、有権者に対し、公職選挙法で禁じられた香典や供花・枕花を贈っていたことがわかった。
10月17日午後6時過ぎ、菅原氏の選挙区である東京都練馬区内にある斎場に姿を見せたのは、公設第一秘書のA氏。A氏はエントランスを進むと、香典袋を取り出し、恭しい様子で受付に手渡した。
斎場関係者が明かす。
「この日、斎場で行われたのは菅原氏の支援者である地元町会の元会長の通夜でした。菅原氏の代理として参列したのが、公設第一秘書のA氏だったのです。香典袋の中には2万円が入っていました」
菅原氏と関係が深い後援会関係者は、「秘書たちは後援会関係者が亡くなると、必ず菅原氏に報告をあげ、金額のお伺いを立てています」と説明する。
出典:週刊文春
冠婚葬祭に国会議員が出席する機会はかなり多いということで有名ですが、今回問題視されているのは香典が秘書を通して渡されたこと。
公職選挙法には、『寄附の禁止』という項目があり、今回の菅原議員の行為はこれに抵触する可能性があるとのことです。
もしコレに抵触していた場合には、50万円以下の罰金、もしくは最長5年の公民権停止となるということで、罪としてはかなり重いものであることがわかります。
さらに、有権者に対してメロンやカニなどの贈答品を常習的に送っていたことも報道されており、今後も波紋は大きく広がっていきそうです。
経歴学歴や父親はどんな人?
菅原一秀(すがわらいっしゅう)氏は、1962年生まれの政治家。
1991年の練馬区議会議員選挙で初当選をし、そこから政治家活動を本格化させましたが、もともとは総合商社である双日株式会社の社員でした。
学歴は以下の通り。
早稲田実業高等学校
早稲田大学社会科学部
早稲田大学政治経済学部政治学科
早稲田の社学から政治経済学部へは、学士入学を行っています。
大学生時代のエピソードとして、現在TRFのダンサーとして活動しているSAMとダンスユニットを組んでいたことも有名です。
父親は日本領であった南樺太で生まれ、炭鉱事業を行っていたことを自身のブログで明かしています。
衆議院議員を志していたこともあったようで、父親の夢を引き継いで政治家になったということになりますね。
過去の不祥事と病気の噂について
菅原議員については、不祥事が報道されたのは今回だけではありません。
過去にも幾度となく不祥事が報じられており、そのこともあって今回はかなり大きなバッシングとなっています。
2007年には今回と同様の公職選挙法違反疑惑が浮上し、このときも東京9区の支持者にメロンを贈っていたことが報道されました。
直近では、2016年に蓮舫議員に対するデマ発言を行ったことが週刊誌などで問題視され、ネットでも炎上しました。
ちなみに、菅原議員に対してはネット上で病気の噂が浮上していますが、現時点でこれを裏付ける根拠はなにひとつありません。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
ここまで証拠があるからには、
秘書共々証人喚問が必要でしょう。
シラを切れば逃げ切れるあり方の根絶が必要でしょう。
菅原大臣は、脇が甘過ぎた。誠実さが感じられません。ご自身に否がないのであれば、徹底して無視すると良いが、コンプライアンス違反の証拠を突きつけられてから進退を決めるのは余りにも格好悪い。
過去から同様な事で辞職している議員もいる中で、今回もですか? あまりにも議員としての自覚が足りないと思う。
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