魚屋の寿し魚錠(回転寿司)多治見店が営業停止!アニサキスは食中毒に分類される?

事件

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

名古屋を中心にチェーン展開する回転寿司チェーンの『魚屋の寿し魚錠』で食中毒問題が発生しました。

これにより、問題の起きた多治見店で営業停止処分が下っています。

ただ、ネットでは今回のアニサキスによる被害が食中毒に分類されるのかどうか?というところで大きな話題を呼んでいるようです。

今回は、魚屋の寿し魚錠で起きた食中毒問題を取り上げます。


魚屋の寿し魚錠(回転寿司)多治見店が営業停止

今回の件について、東海テレビなどでは以下のように報じています。

岐阜県多治見市の回転寿司のチェーン店で7月20日、51歳の男性がアニサキスによる食中毒になり、東濃保健所は27日から店を営業禁止処分としました。

岐阜県多治見市上山町の回転寿司チェーン「魚屋の寿し 魚錠多治見店」で7月20日午後5時半ごろ、食事をした51歳の男性が胃の不快感を訴えてその後病院に入院しました。

男性は検査でアニサキスによる食中毒になったことがわかり、連絡を受けた店が26日になって東濃保健所に通報しました。男性は快方に向かっています。

出典:東海テレビ

問題があったのは、岐阜県多治見市上山町にある『魚屋の寿し魚錠 多治見店』です。

この店舗は、保健所の判断により、27日から営業停止処分が下っています。

アニサキスは食中毒に分類される?

今回の報道で話題になっているのは、アニサキスによる被害が食中毒にあたるのかどうか?ということ。

また、アニサキスによる被害だけで営業停止処分にすることについての是非です。

まず、食中毒というのは

『食品に起因する胃腸炎・神経障害などの中毒症の総称』

というふうに定義されており、厚生労働省の食中毒のページを見ると、その発生原因のなかにアニサキスがあることが分かります。
厚生労働省のページへ

このことから、アニサキスによる被害も食中毒に分類されるということが分かります。

ただ、アニサキスというのは鮮魚であれば基本どんなものにでも寄生している可能性があるもの。

そのため、冷凍保存されていない生の魚の場合には、食べる側もそのリスクを負うのが普通です。

今回の場合、チェーン店なのにもかかわらず冷凍ではなかったという点に驚きの声が多く上がっていますが、アニサキスはいわゆる衛生管理を怠ったことによって発生する類の食中毒とは違うということに注意が必要です。

これらの食中毒と一緒にして批判するようなことはないようにしましょう。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

アニサキスのニュースを目にする度に、故・森繁久弥さんも同様に病院にかかったニュースを思い出します。
ですから、一流店でも起こり得る事なのだと思います。
入院された方はお気の毒でしたが、お店も必要以上の風評被害で潰れたりしないといいですね、、

新鮮であればあるほどアニサキスはいます。
本当にアニサキスを予防したいのであれば、冷凍以外の使用を禁止にすればいいのです。新鮮なものが食べられなくなりますがね。新鮮な寿司を食べたい人はそれ相応のリスクがあると考えて食べるべきです。
営業禁止にする意味がわからないですね。したところで何になるのか。

アニサキスって食中毒と違うでしょ
生魚食べてるんだから100%安全とは限らないし
これで営業禁止とかどれだけの店営業禁止になるんだよ