あずさ監査法人のオリンパス損失隠しで株主が提訴!裁判結果と判決は?

不祥事

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

2011年に起きたオリンパスの巨額損失隠し事件について、株主は当時監査を担当していた『あずさ監査法人』を提訴したと報じられました。

監査法人は、上場会社の有価証券報告書や財務諸表を監査し、適正な会計処理が行われているかどうかを判断するのが主な業務。

これは投資家(株主)保護の観点から資本主義社会で非常に重要視される仕組みですが、損失隠しを見破れなかったあずさ監査法人には大きな責任があるとするものです。

今回は、あずさ監査法人を相手取って行われた裁判とその詳細について見ていきます。


あずさ監査法人のオリンパス損失隠しで株主が提訴

この件について、共同通信によれば以下のように報じています。

2011年に発覚したオリンパスの巨額損失隠しを巡り、監査法人の不十分な調査が会社に損害を生じさせたなどとして、東京都の個人株主が、あずさ監査法人に対し、約2112億円をオリンパスに賠償するよう求めて東京地裁に提訴していたことが20日、関係者への取材で分かった。第1回口頭弁論は26日。

監査法人を相手取った株主代表訴訟は珍しい。過去には東芝不正会計問題で、株主が新日本監査法人(現EY新日本監査法人)を訴えた例がある。

あずさは12年、監査態勢に不備があったとして金融庁に業務改善命令を受けている。提訴に「裁判を通じ適切に対応する」とコメントした。

出典:共同通信

監査法人としては、いわゆる完全な監査を求める『精細監査』というものは、現代の株式会社の仕組み上不可能で、監査法人に求められているのは投資判断を謝らない程度の必要最低限の監査です。

2011年に起きたいわゆるオリンパス事件は、この最低限の範囲を大きく超えるものであり、それを見つけられなかった監査法人の責任は重いと投資家が判断するのは自然なことです。

当時の事件で、オリンパス経営陣に対し、600億円あまりの賠償金支払い判決が下っていますが、今回は監査法人を相手取っての裁判ということになりました。

裁判結果と判決は?

報道によれば、第1回口頭弁論は26日に行われるとのことで、裁判はまだ始まったばかりのようです。

今後、最新情報が公開され次第、随時更新していきます。

世論としては既にある程度ほとぼりが冷めていた事件であるため、ネットなどでは話題が再熱している状況です。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

監査は精査するしかないのでしょうね。たとえどんなに工数が増えて監査費用で売上がなくなるとしてもね。
精査をしたら、会社の従業員もなかなか家には帰れなくなるでしょうが、それも仕方ないですよね。
それにまずは直接不正をした経営者、管理部門が責任を取るべきですね。多数の会社を上場廃止にして上場会社を減らす必要もありますね。

当然のことながら、一義的には会社が賠償責任を負う。かなりの対価を受け取っている監査法人にも相応の賠償責任が発生すると思うが、2000億円超はさすがに非現実的だと思う。

いわゆる「厳格監査」などということは不可能ということでしょうか。
雇い主を監査する、となるとどうしても雇い主との間に何等かの妥協が生まれるのは、当然といえば当然ではないでしょうか。

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