こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
世間の注目を大きく集め、平成以降最悪の事件と言われた京アニ事件。
この事件で、犯人は2019年7月20日現在、いまだに意識不明の重体ということですが、一方で世界中では早くも京アニの復興について話が持ち上がっています。
海外では、京アニ復興のためのクラウドファンディングなどが立ち上がり、すでに数千万円もの資金が集まっているそう。
そんななか、日本ではひょうたん島の感動エピソードとともに、伊藤悟氏のTwitterが話題となっています。
京アニ原画(作品)焼失で伊藤悟氏のひょうたん島エピがTwitterで話題
京アニの火災により、この工場に保管されていた原画やアニメーションの原本はすべて焼失してしまったと報じられました。
人的被害も大きいが、過去の作画や資料なども「一切合切ダメ」と全てを焼失。「コンピューターも全部ダメ」と明かし「被害金額?甚大です。詳しくは分からない」と八田社長は語った。今後、合同葬を開くかなどについては未定。出典:スポニチアネックス
この報道で、名作を数多く生み出してきた京アニのファンからは悲しみの声が多数上がりました。
そんななか、話題になったのが以下のツイート。
京アニ火災で作画本やら原画グッズ持ってる人は原本焼失したら民間に協力を求めるかもしれんから手放さないでおこう的ツイート見かけたけど、NHKのひょっこりひょうたん島の再収録の時に、放送が昔すぎて台本がない時にひょうたん島ガチ勢が全セリフ書きとめてて無事収録した話思い出したわ
— あお (@ao_aoi408) July 19, 2019
ひょっこりひょうたん島のアニメ再収録の際、テレビ局にほとんど原本が残っておらず、手をこまねいていたとき、ひょうたん島のファンであった少年が全セリフを書き留めていたということで無事再収録することができたという感動エピソードです。
このエピソードは有名で、知っている人も多いかと思いますが、今回話題を呼んだのは、このツイートに対する返信で、全セリフを書き込みが『少年本人』がリプを返したこと。
正確には、オリジナルひょうたん島は、放送はテレビ画面を撮影した8回分しか残っておらず、台本も数十冊欠けていたのを、記録してた少年のノートで再現しました。その少年が私です。京アニの記録も何とか再成してほしいです。 https://t.co/nNospgBxiM
— 伊藤悟 (@satoru_hyotan) July 20, 2019
伊藤悟さんはひょうたん島の大ファンだったようで、ひょうたん島再収録の際に台本を提供した少年その人とのことです。
京アニ作品の被害影響と復興(復帰)について
京アニには、日本を代表する人気作品が多数ありました。
『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん』、『氷菓』といった大ヒット作から、一部に根強いファンを抱えるニッチ作品までさまざまです。
そんな京アニ作品の一覧は以下で閲覧できます。
→http://www.kyotoanimation.co.jp/works/
現在、京アニの復興については見通しが立っていない状況ですが、日本の文化でもあるアニメーションなので、多くの方の支援によって一刻も早く復帰されることを願うばかりです。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
初めまして。貴重なお話をありがとうございます…!
学生の身でして、講義で聞きかじった内容を端的に書いた為至らない点もあったかと存じます。まさかご本人にお話を伺えるとは思ってもみませんでした。
ひょうたん島も京アニも様々な教養や文化を表現する素敵な文化ですから大切にしていきたいです。
まさかの1話から全部のセリフ書き留めていただけでなく、人形の変形構造までメモ取ってた例のお方ですね……
それ、確かちくま文庫で再発売されたのをみた記憶がある>ひょっこりひょうたん島脚本
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