はるか夢の址の逮捕された運営者の実名(名前)は?裁判の判決文と復活の噂

事件

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

海賊版大手サイトの『漫画村』の運営者が逮捕されたのと同日に、同じく海賊版サイトとして有名だった『はるか夢の址(あと)』の運営者に対して、巨額の損害賠償請求訴訟が起こされたことが分かりました。

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はるか夢の址は、漫画データを直接サイトに掲載していた漫画村とは異なり、漫画などの著作物データが保管されたサイトへのリンクが貼られた仲介役を担うサイトです。

これをネット上では『リーチサイト』と呼び、著作権法違反の適用範囲内か否かという点に焦点が当たっていました。

この運営者3名に対しては、すでに2019年1月の段階で実刑が確定しましたが、今回は損害賠償訴訟が起こされたというニュースが入ってきました。

今回は、はるか夢の址を巡る一連の事件について取り上げます。


はるか夢の址の逮捕された運営者の実名(名前)は?

2019年7月9日付けで、講談社は『はるか夢の址』の運営者3名に対して、損害賠償訴訟が受理されたことをTwitterや公式HPなどで明かしました。

この件について、オリコンニュースなどは以下のように報じています。

出版社の講談社は、今年1月に大阪地方裁判所で実刑判決を下された海賊版リーチサイト「はるか夢の址」運営者3人に対して、損害賠償を求める民事訴訟を提起し、きょう9日付で大阪地裁に受理されたことを発表した。

今回の訴訟は、同社が発行する『ヤングマガジン』『イブニング』など計8誌に関する編集著作権が侵害された損害について、その損害額をおよそ1億6000万円と算定し、請求するもの。主張が認められた場合、当該3人から支払いを受けた損害賠償金は「読書に関わるアクセシビリティ関連の団体へ寄付」を検討している。

出典:ORICON NEWS

今回、講談社は元サイトの運営者3名を相手取って訴訟を起こしたことを公表しています。

この運営者について、逮捕段階でもネットでは話題になったのですが、実名報道は意外とされていません。

実際に調べてみると、2017年の段階で逮捕された際にはサイト運営に絡んだ9名が逮捕されており、今回の訴訟はこのなかからどの3名に対して起こされたものなのか?ということはハッキリとしませんでした。

ただ、逮捕当時、中心人物であった2名の運営者については実名が報じられました。

漫画や書籍を無断コピーしたインターネット上の海賊版サイトのURLをリンク先としてまとめ、利用者を誘導する「リーチサイト」を巡り、大阪、福岡など9府県警の合同捜査本部は31日、著作権法違反の疑いでサイト運営者の元大学院生和宇慶真容疑者(22)=堺市堺区=や、会社員成合太彰容疑者(23)=大阪府豊中市=ら計9人を逮捕した。

出典:サンケイスポーツ

サンケイスポーツによるとこのように報じており、和宇慶真容疑者と成合太彰容疑者という2名の若者が中心人物であったということが分かります。

裁判の判決文と復活の噂

はるか夢の址を巡る事件では、運営者がどのような罪に問われるのか?が争点となっていました。

結果的に見ると、運営者は著作物が格納されたサイトに対してリンクを張っただけでも十分、著作権法違反の対象になるという判決になりました。
大阪地方裁判所による判決文全文はこちら

ネットでは一時期、はるか夢の址が復活した!という噂も流れたようですが、2019年7月現在は当該サイトに悪世することはできません。

漫画村の場合には、後継サイトが出てきているようですが、現時点ではるか夢の址の後継サイトは存在していないようです。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

今は知っててDLしても罪だ。知らなかったでは済まされない。
場合によってはIPから辿ってDLした君にもノックする音が…
古来よりタダほど高いものはないということわざもある通り、無料で落とせます等は裏がある可能性が高いから、将来賠償金支払うのはイヤな君は無料DLクセを直し、きちんと正規の値段を払って楽しみましょう。

結局イタチごっこになるんだよね。こういうのって決してなくなりはしないと思うよだってデータ社会だもの。規制するなら海外サイトにつながらないようにするとかしないとまず無理だと思う

こうやって訴訟を起こして勝訴して損害請求していけば、歯止めになると思う。不正な海賊版の運営側を破産させてやれ。戦う姿勢が今は大事。