こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
富山大学附属病院でガンの見落としが発覚し、謝罪に追い込まれ話題となっています。時事通信などによると、以下のように報じています。
富山大学付属病院(富山市、林篤志院長)は16日、がんの手術を受けた患者の検査結果の確認不足により、新たながんの発覚が遅れるミスがあったと発表した。
患者はその後、新たながんが進行して死亡した。
同病院によると、患者は泌尿器科でがんの手術を受け、定期的な検査を受けていた。昨年春に実施したコンピューター断層撮影(CT)検査で、放射線科の医師が新たながんの可能性を電子報告書に記載したが、泌尿器科の担当医はそれに気づかず、専門の診療科に紹介するなどの手続きを行わなかった。
数カ月後、検査で指摘されていた新たながんが進行した状態で発見され、患者は治療を続けたが今年春、新たながんのため亡くなったという。
病院側の連携不足によって患者が命を落とす医療ミスはあってはならないことである一方で、実際にこのようなケースによって近親者を亡くしたという経験がある人は想像以上に多いようです。
医療ミス!富山大学附属病院=ガン見落とし
今回、医療ミスを認めたのは富山大学杉谷キャンパス内にある富山大学附属病院です。
報道にある泌尿器科の担当医は、報告書のなかにあった「腫瘍が疑われる」という記述を見落とし、末期の状態でがんが見つかったといいます。
富山の地元新聞などによると、患者ががんの発見に至るまでの経緯を以下のように記載しています。
去年春の検査では、放射線科の医師が新たな腫瘍の可能性を電子カルテに記載しましたが、泌尿器科の医師が見落とし、専門の診療科に紹介するといった手続きをとりませんでした。
患者はその後、腹痛と食欲不振に悩まされ、他の医療機関を受診しましたが症状が改善しないため、秋に富大附属病院の内科を紹介されました。そこで、春に行ったCT検査の報告書に腫瘍の可能性が記載されていたことが判明。引き続き富大附属病院で治療が行われましたが、患者は今年に入り亡くなりました。
この報道が会った当初、病院側は見落としと患者が亡くなったことの直接的な因果関係は否定していたものの、ここにきて全面的に認め、謝罪に追い込まれています。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
私の祖父も同じようなケースで亡くなった。
診る側も人間なので100%は無いと思うが、真剣に携わってほしい。
見られる側もセカンドオピニオンなどで
自己防衛をしていくべき。
画像診断…
時として、担当医よりも専門の放射線科医の見解が的中することがある。かく言う私の父も…
双方の見解が異なり、最終的に発見が遅れた苦い経験がある。
今後AI技術が進みそのAIのJOBリストやプロセスを医者に注意勧告するような時代が訪れたとして、仮にAI側でミスが生じてしまった場合、AIのプログラマーが責任とれるのか?
近未来では、まだまだ医者の責任追及が根深く残るでしょうね。 但し、医学が進めば進む程医者の専門分野はより細分化されるでしょうし、だからこそこのような残念なことはなくなりはしないのでは?
私が言いたいのは、人間の能力には限界があるから医者を執拗に責めたくはないということ。
病気にならない、なりにくい医学の発展を願います。
小林麻央が入院してた?
2017年6月に、34歳という若さでなくなった小林麻央さん。
メディアも大きく報じ、世間でもかなり大きなニュースになりました。
実は、小林麻央さんは今回医療ミスが報じられた富山大学附属病院に100日間入院していたことが明らかになっています。
どうやら知り合いの紹介で富山の病院を紹介され、ここに入院したとのこと。
大学病院と言うだけあって、最先端の医療機器が揃っている病院ですが、このようなミスがあると一気に病院の信頼はそこに落ちてしまいます。
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