こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
韓国女子水泳選手のキム・ヘジン選手が中国人選手から暴行を受けたとして話題になっています。この一件について、中央日報は以下のように報道。
2018ジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会に出場した韓国水泳国家代表のキム・ヘジン選手が23日、練習中に中国選手に暴行された。
SBS(ソウル放送)によると、キム選手はこの日午前、ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノの水泳場で平泳ぎ50m予選に備えた練習をしていた途中、中国選手に暴行された。
日本、中国、韓国という国はさまざまな場面で揉め事が起こります。歴史的背景から見ても仕方ない部分はありますが、スポーツの場でこのような事件が起きてしまうのは悲しいことですね。
さて、今回のこの事件で被害を受けたのは韓国側の選手と報道されています。しかし、報道元が中央日報であることに注意。
中央日報は韓国の新聞社であるため、自国にとっては有利な書き方をするのが基本です。単純に今回の報道を知って、暴行に至るまでの経緯は?と思った人は少なくないはず。
そこで、現在公表されている事実をもとに、暴行問題に至るまでの経緯やその理由、暴行を振るったとされる当事者などを調べてみました。
水泳=キムヘジン(韓国)暴行までの理由と経緯
2018年8月25日追記
事件の経緯についても徐々に明らかになってきました。
速報記事では韓国メディアである中央日報しか情報を公開していませんでしたが、ここにきて中立的な立場である時事通信やAFP通信も報じています。
19日に行われた女子100メートル平泳ぎ決勝で5位に入った24歳のキムが、23日の練習中、沈に偶然ぶつかってしまった後、相手から腹部を2度蹴られたと主張していることを受け、KSOCは大会主催者とアジアオリンピック評議会(OCA)に正式な調査を依頼した。キムは沈に対して処罰を求めているという。
KSOCは韓国語のコメント文で、「スポーツ選手らしからぬ暴力行為をはたらいた中国選手に対し、キムが処罰を求めていることから、KSOCはこの問題に関する調査を正式に求める」「同様の事件が再発することを防ぐために、暴力行為が確認された場合は、適切な対応が行われることを要請する」と主張した。
キムの要望に従い、2014年大会で4個の金メダルを獲得した自由形のスペシャリストである沈からの謝罪を拒否したことも明らかにしたKSOCは、「キムは後ろを泳いでいた中国の沈鐸の胸元を意図せずに蹴ってしまった。すぐに謝罪したが、沈はレーンの端まで追ってきた揚げ句、手を使ってキムの足首を引っ張り、腹部を2度蹴った」と説明している。
以下でも書いていますが、当初から韓国側の事件ねつ造疑惑がありました。確かに、中国選手もマナーの悪さは折り紙付きなので一方的に暴行を加えてきた可能性もあります。
しかし、韓国側もサッカーや野球などのほかのスポーツで暴力沙汰やマナーの悪さが度々報道されます。そのため、傍観している日本側としてはどちらの主張も信じられないという気持ちになってしまう傾向にあります。
実際、事件の詳細が明らかになってきた現在であっても、ネット上では『偶然ぶつかったというところに何かありそう』という声が多く聞かれます。
偶然かどうかは本人しかわからず、その程度も本人のさじ加減になると思いますので、調査は非常に難しいでしょう。
ここまで2018年8月25日追記
以下、2018年8月24日以前更新分
事件の詳細について中央日報では以下のように報じています。
大韓体育会の関係者は「中国の女子水泳選手が、キム・ヘジン選手の腹を足で約二回けったことが分かった」とし、「中国水泳代表チームがキム選手に謝りに来たが、キム選手がこれを拒否した」と明らかにした。
この報道を見る限り、一方的に中国側の選手が暴行を働いたと取れますが、何もしていないのに暴行するというのは通常考えられません。
理由として考えられているのは、『キムヘジン選手の態度』や『仕返し説』です。そのなかでも濃厚なのは仕返し説で、キムヘジン選手から先に手を出したのではないか?とも言われています。
また、この報道で気になるのが『約2回』という表現。蹴られた被害者として、蹴られた回数を覚えていないのはおかしいのではないか?と思えます。
こういう報道のされ方を見てしまうと、この事件自体がでっち上げのように感じられてしまいますね。
ちなみに、中央日報の記事を読んだ日本での反応は、『いい成績を出せなかった言い訳づくり?』や『そこまで至った経緯を何も明かさないのは卑怯』といったものが多いです。
暴行を振るったとされる中国選手は誰?
2018年8月25日追記
暴行を振るったとする選手の実名が明らかになりました。選手名は『沈鐸』選手です。
ここまで2018年8月25日追記
以下、2018年8月24日以前更新分
暴行を振るったとする中国側の選手名が明らかにされていないことも、ねつ造疑惑を生んでいる理由のひとつです。
今現在公開されている情報から考えると、女子50m平泳ぎに出場していた中国人選手ということから馮君陽選手という可能性が浮上します。
彼女は決勝で3位に食い込み、見事銅メダルを獲得しています。ただ、このほかにも中国人選手で予選に出ていた選手は数人いたと思われるため、100%確実ではありません。
参考までに、中国代表として競泳競技に出場している女子選手を紹介しておきます。疑惑が本当だとすれば、このなかのだれかである可能性は高いでしょう。
- 王簡嘉禾
- 李氷潔
- 陳潔
- 張雨霏
- 楊浚瑄
- 劉湘
- 傅園慧
- 于静瑶
- 朱夢恵
- 王一淳
- 林欣彤
- 沈鐸
- 史婧琳
- 柳雅欣
- 彭旭瑋
ただし、こちらで紹介している一覧も他の種目で好成績を残した人だけです。全ての種目で予選落ちをしてしまっている選手はデータに残らないため、取得できませんでした。
この点については、今後新しい情報が入り次第追記いたします。
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