【死因:出血性ショック】中村良隆(若狭町副町長)が死去 車庫入れで事故

訃報

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

福井県若狭町の副町長を勤めていた中村良隆氏が死去しました。時事通信などによると以下のように報じています。

23日午後4時50分ごろ、福井県若狭町横渡の住宅の車庫で「男性が口から血を吐いている」と女性から119番があった。

県警敦賀署によると、男性は同町の中村良隆副町長(63)で、病院に搬送されたが出血性ショックで死亡した。中村さんは1人で車庫入れしていた際、車と壁の間に体を挟まれたとみられ、同署が当時の状況を調べている。

同署によると、中村さんは車庫に車を入れるため、運転席ドアを開け、身を乗り出してバックさせていた。車庫入り口の壁とドアの間に頭などを挟まれたとみられ、近くの畑にいた妻が物音で事故に気付いた。 

車庫入れでの珍しい事故だけに、ネットではショックの声が広がっています。


死因:出血性ショック!中村良隆(若狭町副町長)が死去 車庫入れで事故

今回の事故が起きたのは、2019年3月23日の16時ごろ。

妻の通報によって事故が発覚したとのことです。

福井新聞などによると、中村副町長はこの日休みでしが、打ち合わせのために役場を訪れていたといいます。

町総務課によると、中村副町長はこの日は休みだったが、打ち合わせのため午後2時半ごろ役場を訪れ、同4時10分ごろに離れたという。

出典:福井新聞

事故の内容を聞いて、嘘のように思われる方も多いかもしれませんが、実は過去にも似たような事故で命を落とした人がいます。

アメリカの俳優として活躍していたアントン・イェルチンが2016年に似たような事故にあっています。

以下、事件の概要をwikipediaより引用しておきます。

2016年6月19日、リハーサルの時間にも姿を現さなかったことから午前1時頃に友人たちが自宅を訪れたところ、自分の車と門に取り付けられた郵便受けの間に挟まれて死亡しているのを発見された。27歳没。車のエンジンはかかっていてギアがニュートラルになっており、またアントンの家から門までは急な坂道になっており、何らかの理由でエンジンを切らずに門の方へ向かったところ、坂を自然に下ってきた車に押し潰されてしまったと考えられている。

車庫入れという状況は異なるものの、車における想像もしていない事故は起こりうるということを肝に銘じておきたいものです。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

自分の車にはバックモニターが付いているし、サイドもミラー等で確認するのであまりこういったシチュエーションにはならないな。
でも、だからこそたまにやる動作にはこういう危険もあるのだと認識しなければならないと思いました。

ドアを開けて身を乗り出して後方を見ながらバックしている一定年齢以上のドライバーをよく見かける。私も以前はそうしていた。でも、この事故を見るようにこれは危険だ。バックモニターはついていなくても、両ミラーと正面後方の確認でちゃんと車庫入れできるはず。自分のクルマ、自宅の車庫なら壁面に目印を決めたりクルマ止めを設置したりすることも有効。

他の方の車庫入れ誘導中に、アクセルを強く踏み込みバックして挟まれた不慮の事故かと思いきやご本人が運転。どういった状況だったのか詳しく存じ上げませんが、最期を見ていた奥様もお辛いでしょうね…

昔、トラックの運転手がやっているのを見て、真似してやってみたら意外と便利だったので、慣れていない場所では時々こういうのをやってた。 シートベルトが厳しくなってからはやってなかったけど、考えてみたら危ない方法だったな。 後退時はシートベルトを外しても良いんだけど。

車のドアを開けてバックされる方を見掛けることがありますが、周辺の状況を確認できず大変危険だと思います。
今回のような事故もありますし、禁止にしてほしいです。

ドライビングスクールではこんな事故があるので、車庫入れの際は、ドアを開けて車を後退させてはいけないと指導しているはずなのだが、年配のドライバーの中には運転席側ドアを開けたまま、車庫入れする方がまま、いるようですね。
大変危険なので、ドアを開けたまま車を動かすこと自体を道路交通法で禁止していくようにしたほうがいいと思うが、、、