【死因は病気?】真木和が死去 バルセロナ&アトランタ五輪女子マラソン

訃報

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

長距離ランナーとしてオリンピックにも出場した真木和(まきいずみ)選手が死去しました。地元愛媛新聞は以下のように報じています。

バルセロナ五輪女子1万メートルとアトランタ五輪女子マラソンで2大会連続出場した真木和(まき・いずみ=現姓山岡)さんが死去したことが23日、関係者への取材で分かった。49歳、今治市(旧波方町)出身。関係者によると、葬儀・告別式は近親者らで済ませた。

今治北高校で陸上を始め、1987年に実業団ワコールに入社後、長距離選手として頭角を現した。92年に1万メートルの日本記録を更新、同年のバルセロナ五輪女子1万メートルで12位。96年にマラソンに転向し、初レースとなった同年3月の名古屋国際女子マラソンを制覇。7月のアトランタ五輪女子マラソンはけがの影響で出遅れたが12位と健闘した。93年に2万メートルで1時間6分48秒8の世界記録(当時)を打ち立てた。98年現役引退。

49歳という若さで亡くなられたことにより、現役当時から応援していたファンを中心に悲しみの声が広がっています。


死因は病気?真木和が死去

愛媛新聞の報道によれば、死去したことがわかったのは2018年10月23日。葬儀告別式などが全て済んでいるということから、亡くなられたのは1週間程度前である可能性が高いです。

気になるのが死因で、各メディアの報道を見ても死因については一切言及されていません。

※追記
死因に関する詳細情報が公開されました。
死因はがんとのことです。

2017年に乳がんを発症し、手術も受けていたとのこと。病院での闘病生活の末、亡くなられました。

真木和さんは1998年に故障が原因で現役を引退したのち、コーチに転身。1999年にはグローバリーの支援によって陸上競技部を新たに創設するのに貢献しました。

直近では2006年に名古屋国際女子マラソンに姿を見せており、当時はとても元気な様子でした。

2010年以降はほとんどメディアにも出ていなかったため、病歴などは不明ですが、ここ数年の間に大きな病に伏せられていた可能性は高いでしょう。

ネットの反応

突然の訃報に世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットに投稿されたユーザーの声を一部紹介します。

ワコールが強かった時代のエースが真木さんでしたね。
意思が強そうで力強い走りに魅了された記憶があります。
世界大会でメダルこそ取ることは出来ませんでしたが90年代の日本を代表する名ランナーだったと思います。
ご冥福をお祈りします。

観客席からですが、何度か観戦させてもらいました。神戸でオリンピックの直前に走っていた時はオーラが出ていました。凄い選手でした。ご冥福をお祈りいたします。

まだお若いのに・・・・
同郷として、とても勇気づけられる活躍をされた方でした。
合掌

え、え、なんで? まだ若いのに。
ワコール陸上部のエースがこんなに早く逝くなんて…。
ぜんぜん信じられない。ショックだ。

バルセロナ&アトランタ五輪女子マラソン

真木和さんといえば、バルセロナアトランタ五輪で2大会連続の代表に選出された選手です。

しかし、現役時代の真木和さんは常に怪我との闘いで、国際大会で満足な結果を残すことはできなかったといわれています。

アトランタオリンピックの前にも、足にけがを抱えており、その症状が十分に良くならないまま本番を迎えることに。

バルセロナオリンピックの際にも足のけがは完治しておらず、結局12位という成績に終わりました。