感染拡大警報と東京アラートの違い↓内容+地域と学校はどうなる?

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

第2波の到来が懸念されている新型コロナウイルス。

東京都内では連日100人を超える感染者が確認されており、全国的にも心配の声が上がっています。

そんななか、東京都の小池都知事は7月15日に『感染拡大警報』を発令しました。

ただ、ネットではこの感染拡大警報の内容や詳細について疑問の声が上がっています。


東京都が感染拡大警報を発令

この件について、Abema Timesなどは以下のように報じています。

新型コロナウイルスの接触歴等不明者数・増加比が高まっていることなど受け、東京都は15日午後、現在の感染状況を4段階のなかでもっとも深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げた。

 午後5時からの緊急記者会見で、小池都知事は積極的な検査の拡充、地域の実情を踏まえたピンポイントの対策、年齢層・業態に応じたきめ細かい対応を図るとし、都民、事業者に対しては「感染拡大警報を発すべき状況」として、改めて警戒を呼び掛けた。

報道にある通り、東京都は7月15日の午後に感染状況を4段階中最悪のレベル4(レッド)に引き上げました。

また、医療体制についてはレベル3(オレンジ)と公表しています。

その一方、小池都知事は15日の会見で『感染拡大警報を出すべき状況』などと発言。

これを受けて世論からは『感染拡大警報ってなに?』という声が多く上がりました。

感染拡大警報とは?内容や具体的な地域について

実は、感染拡大警報というもの自体について明確な定義はされていません。

また、この警報が発令される基準についても明確にされていないのが現状です。

東京都は感染拡大のレベルを4段階に分けており、これがもっとも深刻な状況になったこと=感染拡大警報と理解して差し支えないでしょう。

ちなみに、NHKニュースでは以下のように記載されています。

新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいて、都民と事業者に対し、感染拡大の防止に向けた協力を要請しました。

具体的には、都民に対して、いわゆる夜の繁華街における接待を伴う飲食店などでは、十分な感染防止対策がとられていない店の利用を避けるとともに、会食などで使うその他の飲食店でも同様の対応をとるよう呼びかけました。

これを見る限りでは、あくまで危機感を持ってもらうためのもであり、感染拡大警報に強制力はないようです。

また、地域についても東京独自のものであるため、ほかの都道府県への影響力はありません。

感染拡大警報と東京アラートの違いは?

感染拡大警報と東京アラートの違いについても疑問の声があがっています。

簡単に言ってしまえば、感染拡大警報は東京アラートの後継というイメージでしょう。

東京アラートは実際に発令されましたが、これには以下のような明確な基準が設けられていました。

「1日あたりの新たな感染者が20人以上」「感染経路不明の割合が50%以上」「週単位の感染者増加比が1以上」なら東京アラートを出し、
「50人以上」「増加比2以上」なら休業を再要請

しかし、感染が再度拡大し、基準を大幅に超えるようになると東京アラートの運用停止を表明。

これに代わって導入されたのが感染拡大警報というわけです。

感染拡大警報によって学校はどうなる?

これは前述の通り、強制力がないため学校なども休みになることはないでしょう。

私立の場合には独自の判断となりますが、公立の場合には基本的に休みにはならないと思われます。

これと同様に、会社などについても通勤が制限されることもなさそうです。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

小池知事のコメントの通り。GO TOキャンペーンよる都外に出る事を慎む事と共に、他府県からの都内にの旅行等も極力控えるように要請すべきですね。小池知事の一番のしぅぱいは新宿クエリア及び池袋エリアで、あれだけの検査をして陽性反応が出た時点で、コロナ感染防止対策をしていない店に対し休業要請をすべきでしたね。

感染拡大警報って出たところで何もなくねw

東京で感染拡大警報ってその基準がよう分からん。だから何しろと?とりあえず不要不急の外出自粛引きこもりマスク除菌手洗いうがいは継続。GOTOは今はいらん。 それにしても除菌グッズが復活しててありがたい。20リットル入なのにめっちゃ安いし即納