神奈川警戒アラートの意味+内容は?いつまでで学校休校や旅行はどうなる?

災害

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

次々に増え、ついに全国の1日あたりの感染者数が1,000人を超えてしまった新型コロナウイルス。

8月6日には、全国各都道府県で全国最多の感染者数が確認されており、神奈川県もそのうちのひとつです。

神奈川県は独自に定めている『神奈川警戒アラート』なるものが発動されていますが、このアラートに対して疑問の声が数多くあがりました。


神奈川県で110人の感染→神奈川警戒アラート

この件について、日テレNEWSなどは以下のように報じています。

神奈川県では6日、新型コロナウイルスへの感染が110人確認され、1日の感染者数としては過去最多を更新したことがわかりました。

神奈川県では6日、横浜市で43人、川崎市で25人など、県内で新たに110人の感染が確認されています。県内の1日の感染者数としては、4日の89人を上回って初めて100人を超え、過去最多となります。

神奈川県では警戒レベルが3段階のうち2番となる「感染拡大注意」の状態で、「神奈川警戒アラート」が発動されています。

報道によれば、8月6日の神奈川県内の感染者数は110人となったとのこと。

最多の感染者数を出しているのは神奈川県内でもっとも大きな年である横浜市であり、ついで川崎市となっています。

神奈川県では『神奈川警戒アラート』というものが発動されていますが、このアラートは一体どのようなものなのでしょうか?

神奈川警戒アラートの意味+内容は?

神奈川警戒アラートについては、県のHPに以下のような記述があります。

県は、直近7日間における平均の新規陽性患者数が33人を超えた場合に、直ちに神奈川警戒アラートを発出して、県民や事業者の皆さんに警戒を呼びかけることにしていますが、本日、このアラート基準を初めて超える状況となりました。

出典:神奈川HP

これは7月17日に公開されたページであり、黒岩知事の動画とともに掲載されました。

ここから、新規感染者数が33人を超えた場合に発出されるアラートであることが分かります。

また、これに続いて以下のような記述も。

特措法第24条第9項に基づき、県民・事業者の皆さんに、次の事項を要請します。

〈県民の皆さんへ〉
3つの密を避けるなど感染対策の用心を徹底してください。
感染防止対策がなされていない場所(県が普及している「感染防止対策取組書」が掲げられていない場所)には行かないでください。

〈事業者の皆さんへ〉
テレワークや時差出勤など、人との接触機会を減らす取組を徹底してください。
県が普及している「感染防止対策取組書」と「LINEコロナお知らせシステム」の掲示を徹底してください。

出典:神奈川HP

内容を見ても分かる通り、神奈川警戒アラートというのはあくまでも要請であり、強制力は無いことがわかります。

神奈川警戒アラートはいつまで?学校休校や旅行はどうなる?

神奈川県民や周辺住民にとって一番気になるのはココでしょう。

前述の通り、神奈川警戒アラートというのは新規感染者数が33人を上回ると発動されます。

つまり、33人を下回らない限り解除は無いということです。

一方、学校の休校や旅行の規制などについては、強制的に行われることは今後もないでしょう。

ただ、自粛を強く呼びかける可能性はあり、110人の感染者を出したということになると黒岩知事から何らかの発表がある可能性もあります。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

やっと3桁の発表。元々少なすぎるのではと思っていました。もちろん用心している人が多いのは確かですが、若者だけでなく高齢者でも感染予防なんて全く考えていなく出歩いている人が多すぎる

アゴマスクで人としゃべってるのを良く見ます。アゴマスクはしてないのと同じ。本人はマスクしてたって言いそう。意識なくそういう行動をしている人が感染した場合、ちゃんと濃厚接触者を割り出せるのか疑問。基本的な感染症対策が出来ていない人が多い。

神奈川県もとうとう三ケタに乗ってしまいましたね。
まあ、潜在的にはもっと多いのでしょうけど。

これでお盆休みを迎えて、例年に比べて多少は少なくなるとは言え、旅行や帰省をする人、県外からの観光客の流入などで、八月後半は飛躍的に観戦者が増えることが目に見えていますね。