あつ森(どうぶつの森)RMTリアルマネートレードに任天堂が見解↓法律的に違法か?

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

発売開始から在庫切れが続き、大ヒットとなっているあつまれ!どうぶつの森(通称・あつ森)で、RMTリアルマネートレードが横行しています。

業者が人気キャラを販売しており、リアルマネーでやり取りされていることが問題に。

近年は人気ゲームになると必ず発生するこのリアルマネートレードですが、法的に問題はあるのでしょうか?


あつ森(どうぶつの森)でRMTリアルマネートレードが横行

この件について、J-castニュースなどは以下のように報じています。

2020年3月20日に発売されたNintendo Switchのゲーム「あつまれ どうぶつの森」が大きな反響を呼んでいる中、インターネット上では人気キャラクター「ちゃちゃまる」や「ジャック」などが、現実の通貨や電子マネーで取引されている。

「あつまれ どうぶつの森」(以下あつ森)は、2001年に発売された「どうぶつの森」のシリーズ最新作。どうぶつたちとともに無人島に移り住み、島に移住してきたキャラクターとの交流や、村での自給自足の生活を通して、各々の島を開拓していくゲームとなっている。

ゲームは現実の時間と連動しているが、社会人など時間に制約のあるユーザーからは「時間が足りない」といった声も。そのため、島に移住してくるキャラクターの厳選や、ゲーム内のマイレージポイントを集めて交換する「マイル旅行券」を入手するための時間や手間を省くため、現実の金銭でゲーム内コンテンツの売買する人たちが現れた。

一般的に、ゲーム内のコンテンツを現実の通貨や電子マネーで売買することを、「リアルマネートレーディング」(以下RMT)と呼ぶ。

報道にあるとおり、人気アイテムや人気キャラなどを実際の金銭で販売されるリアルマネートレードが問題に。

この件について、任天堂は以下のような公式見解を出しています。

「当社の利用規約に違反すると認識しております」

実際、任天堂公式サイトにもリアルマネートレードを禁止する規約が設けられており、任天堂側も頭を悩ませている様子。

RMTリアルマネートレードは法律的に違法?

RMTリアルマネートレードについては、一部ユーザーから取り締まるよう問題視する声が多く上がっています。

ただ、この行為自体が法律的に違法か?というと、そう言えないところに大きな問題があります。

専門家も、ゲーム内のリアルマネートレードを直接的に取り締まる法律はないと明言しており、強制的にRMT行為を規制することは難しいとのこと。

販売されたアカウントなどがフィッシングなどによって違法に入手されたものでない限り、罪には問えないとのことで、倫理観のない業者によって今後もRMT行為は横行していきそうな気配です。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

うん、そうだよなぁ。昔からそうだよ?とか言われてあ、そう。って思ってたけどこれRMT行為でしょ?MMOやってたらわかるけど立派なやばいことだよね?ゲーム内通貨ならともかくね。

ネトゲは人気が出るとRMTっていう流れがあるよね

ちゃちゃまるRMT横行、ってどうぶつの森って住民交換出来るあれなん………?