こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
公益社団法人として昭和初期から運営されている日本犬保存会で不祥事が発覚しました。
なんと、常任理事を含む複数の幹部が無登録での犬の販売などを行っていたというのです。
犬に関する公益団体の幹部がこのような不祥事を起こしたことに対して、世論からは自覚がないのではないないか?という声が多く上がりました。
日本犬保存会の幹部が無登録営業
【日本犬保存会 無登録営業横行か】https://t.co/dO9XyNhGC0
日本犬の繁殖や血統登録を行う公益社団法人「日本犬保存会(日保)」の複数の幹部が、業者としての登録をしないまま犬の有償譲渡を繰り返していたことが判明。日保の常任理事ら複数の幹部が証言した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 4, 2020
この件について、朝日新聞デジタルなどは以下のように報じています。
日本犬の繁殖や血統登録を行う公益社団法人「日本犬保存会(日保)」の複数の幹部が、業者としての登録をしないまま犬の有償譲渡を繰り返していたことがわかった。日本犬の繁殖管理や指導を目的とする団体の幹部の間でも、こうしたルールが守られていない実態が明らかになった。
動物愛護法に基づけば、犬や猫などの動物を年2回または年2匹以上、販売したり取り次いだりする場合には都道府県などに第1種動物取扱業の登録をするよう義務づけられている。無登録で営業した場合には100万円以下の罰金を科す罰則もある。
無登録で犬の有償譲渡を行っていたと取材に証言したのは、日保の常任理事ら複数の幹部。
報道にある通り、無登録営業を行っていたと見られるのは当該団体の常任理事を含む複数の幹部。
この団体は日本犬の保存を目的に活動しているという反面、意図的な繁殖を頻繁に行い、有償で販売していることは度々問題になる悪質な違法ブリーダーたちと同類だと多くの非難を集めています。
疑いを掛けられている幹部たちは商売であるとの認識はないと証言しているものの、環境省の見解では罪に問われる可能性が指摘されています。
日本犬保存会で無登録営業の常任理事は誰で名前は?
今回、問題行為が大々的に報じられている日本犬保存会の幹部とは一体誰なのでしょうか。
報道によれば、常任理事を含む幹部数名とのこと。
幹部数名については詳細情報がないのでわかりませんが、日本犬保存会の2019年時点での常任理事は以下のようになっています。
ただ、あくまでもこちらは2019年時点のものであるため、今現在も常任理事の地位にいるかどうかはわかりません。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
日本犬を保存する為に頑張っているんですね?
綺麗な日本犬を残す為に短期間で何度も繁殖させて、余った犬はオークションで販売。
悪質ブリーダーと何が違うんだろう?
設立当初は本当に残す為に作ったんだろうけど、中の人が時間と共に変わったら利権追求に変わったんでしょうね。
この際、世の中の全てのブリーダー・繁殖業を免許制にして、抜き打ち検査もして厳罰化を願う。
なにより生体販売を禁止にしてほしい。
昨今のペットブームで地獄を見てる動物達を救う法律・規則を作ってほしい。
血統の維持というのも怪しい。
現場の実態に対して責任逃れを繰り返す団体はまっとうな活動をしていると言えるのでしょうか?
最近のコメント