金沢倶楽部(Clubism)が倒産→解雇で廃刊はいつ?

ビジネス

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

地域情報誌『Clubism』などを発行する金沢倶楽部が倒産することがわかりました。

倒産理由はかねてから流行が続いている新型コロナウイルスであり、収益源となっていた広告主からの広告出稿がなくなったことが大きな原因と見られています。

今回は突然の倒産が発覚した金沢倶楽部について、詳しく取り上げていきます。


金沢倶楽部(Clubism)が倒産→従業員解雇も

この件について、毎日新聞などは以下のように報じています。

民間信用調査会社「帝国データバンク」金沢支店によると、地域情報の月刊誌「Clubism(クラビズム)」「金澤」などを発行する「金沢倶楽部」(金沢市泉野出町、山田元一社長)が20日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。主力の広告収入の減少に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で主な広告主である飲食、アパレル業界の状況が悪化していた。

同社は1981年創業。雑誌発行のほか、広告代理業やイベントの企画なども行い、ピーク時の2004年12月期の売上高は約18億3200万円を計上。しかし競合誌の増加や広告単価の下落などで、営業環境が悪化していた。負債は約6億円の見込み。

今回倒産が報じられた金沢倶楽部は、2004年をピークに売上高は減少傾向にあったということ。

収益が低下しているなかで、新型コロナウイルスによる自粛ムードが高まり、広告主が撤退。

これがトドメとなって倒産に結びついたようです。

実際、金沢倶楽部の本社玄関には以下のような張り紙も。

「事業を残す努力を様々に追求してまいりましたが、万策尽きました」

また、中日新聞などによると金沢倶楽部の従業員50人は全員解雇されたとのことです。

立て直しを目指したものの、新型コロナの影響で主力取引先の飲食店などで業況が悪化したため広告収入が見込めず、事業継続を断念した。代理人弁護士によると、従業員約五十人は全員解雇された。

出典:中日新聞

廃刊はいつで最終号は?

地元民に愛され続けたClubismが廃刊するということがわかり、ショックを受けるファンも多いようです。

SNSなどではこの廃刊時期について話題に上っていますが、毎日新聞の報道によると4月20日発売の5月号が最終号とのこと。

つまり、5月20日発売予定だった6月号の発売は無いということになります。

ちなみに、Clubismは地域情報だけでなく、インタビュー記事や表紙にも定評があり、これを目的にファンになっている人も少なからずいました。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

まじか…
clubismはほぼ毎号読んでて好きなのに。てか北陸住みなら好きな人多そう。

でも立ち読みで済ます人も多いのかな

金沢市にいる人なら
美容院 食事処
色んなところで見ていたと思う雑誌作っていたところですね

金沢倶楽部を助けてほしかった
clubismがなくなるなんていやだ
さすが世も末だ
世の中間違いだらけ