香川県ゲーム規制条例の発案者は誰で内容は?なぜ賛成可決で違反→罰則はある?

コラム

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

かねてより議会に提出されていた『ゲーム依存防止条例』が可決される見通しとなりました。

これを受けて学生層などからは批判が相次いでおり、ネットでも話題に。

前代未聞のゲームに関する条例が可決された経緯とその背景について詳しく取り上げていきます。


香川県ゲーム規制条例が賛成多数で可決

今回の件について、共同通信などは以下のように報じています。

子どものインターネットやゲーム依存症を防ぐ条例制定を目指している香川県議会の検討委員会は12日、コンピューターゲームの利用時間を1日60分までとする「目安」を盛り込んだ全国初の条例案を開会中の今議会に提出する方針を決めた。可決、成立の見通し。

この日の会合では、県民らを対象にしたパブリックコメント(意見公募)で条例素案への賛成が8割以上を占めたとの結果が報告された。閉会日の18日に提出し、採決の予定。

条例案は、県民を依存症に陥らせないため市町や学校と連携して啓発活動を行うことを県の責務と規定している。

議会に提出されていたこの条例案に対しては、高校生などが署名活動を行い、反対意見が相次いでいました。

ただ、スマホやタブレットの普及にともない、若者世代のゲーム依存の可能性が深刻だと議会は判断。

可決されれば4月にも施行される模様です。

香川県ゲーム規制条例の発案者は誰で内容は?

香川県でのゲーム規制条例が初めて報じられたのは、2020年1月のこと。

件がこの条例の素案を発表したのが1月9日であり、このときには2020年4月中の成立を目標として掲げていました。

ただ、この素案を誰が考え、提出したのかは不明です。

というよりも、発案者は1人ではなく複数人であり、子供のゲーム依存を深刻視している派閥による提起だと思われます。

ちなみに、今回成立が予定されているゲーム規制条例の大枠は以下のような内容。

①18歳未満のコンピューターゲームの使用は1日60分(休日は90分)まで
②中学生以下は午後9時、高校生などは同10時以降のスマートフォン使用を控える

この2つが今回の条例の主な内容です。

なぜゲーム規制条例が提起されたのか?

この条例が提起された理由は、世界中で深刻化しているゲーム依存症対策です。

ゲーム依存症は昔からありましたが、前述したとおりスマホなどの普及で事態は年々深刻化しているといいます。

毎日新聞の記事では以下のように記載されていました。

近年、ネットやゲームに長時間のめり込み、日常生活に支障をきたす若者が増加。2019年5月には世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を新たな依存症に認定するなど、国際的にも問題化している。香川県議会では対策を求める声が強まり、同年9月に議会内に検討委員会が発足。議員提案による条例制定に向けて準備を進めてきた。

反対意見が多いのも事実ですが、実際にWHOが危機感を示すなど、事態は世界規模になっているといいます。

違反で罰則規定はある?

今回のゲーム規制条例に罰則規定はありません

このことは前掲した毎日新聞の報道記事のなかでも言及されています。

罰則がないため実効性は低いが、「家庭への介入」「学業との両立は可能」などと反発も相次ぐ。条例での規制については、専門家の意見も分かれる。

罰則がないわけなので、実質上は理念という位置づけで法的な強制力は特にないようです。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

依存症対策としての有効性って観点からも、政治による家庭教育への介入って観点からも、非常に問題の大きい条例案だと思います。

家庭内に法律を及ぼす事には同意しかねる。依存症を問題視するなら当然パチンコも制限するんだろうね。

ゲーム依存を問題視するのなら、大人のアルコール依存、ギャンブル依存、タバコ依存、これも防止するようにすべき。カジノもできるみたいだしどうなってんの。

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