こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
元ジュニア王者にまで輝いたテニス選手トッド・リード氏が死去したことがわかりました。AFP通信は以下のように報道しています。
テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の元ジュニア王者トッド・リード(Todd Reid)さんが今週に亡くなったことが分かった。34歳。死因は不明だという。母国オーストラリアの関係者とメディアが26日、明かした。
2002年に行われたウィンブルドンのジュニアの部を制し、将来のスター選手候補として注目されたリードさんだったが、度重なる故障に加え、伝染性単核球症を患ったことで2005年に競技を退くことを余儀なくされた。
将来を有望視されていたテニスプレーヤーだっただけに、引退を発表した時にも多くのファンが衝撃を受けました。
そして、引退から10年ちょっとで突然の訃報が報じられ、世界中のテニスファンが哀悼の意を示しています。
ここでは突然の訃報が報じられたトッド・リードを取り上げます。
死因は病気?トッドリード(豪テニス)が死去 伝染性単核球症で引退
冒頭に記載したAFP通信の報道によれば、死因は不明とのこと。
しかし、彼が現役引退を発表した理由が伝染性単核球症であったことからも、おそらく直接的な死因はこの疾患に起因していると思われます。
あくまでも推測ですが、伝染性単核球症にはいくつかの症状があり、そのなかでも治療が困難かつ重症化するのが慢性活動性EBウイルス感染症です。
まだ確かなことはわかっていませんが、ファンの間では単核球症によって死去したと考えている人が多いようです。
ちなみに、伝染性単核球症については以下を参照。
伝染性単核症(infectious mononucleosis, 以下IM)は思春期から若年青年層に好発し、大部分がEpstein‐Barr ウイルス(EBV)の初感染によっておこる。主な感染経路はEBV を含む唾液を介した感染(一部、輸血による感染も報告されている)であり、乳幼児期に初感染をうけた場合は不顕性感染であることが多いが、思春期以降に感染した場合にIM を発症することが多く、kissing disease とも呼ばれている。EBV の既感染者の約15〜20%は唾液中にウイルスを排泄しており、感染源となりうる。
※国立感染症研究所より引用
ネットの反応
一時期のテニス界を盛り上げた若き選手の突然の訃報に、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに投稿されたユーザーの声の一部を紹介します。
単核症かぁ。あれ、完治せずに、日和見的に出てくるらしいね。
罹患して引退する選手も多い。
松岡も患ったけど、自叙伝で、怪我は怪我した箇所を使わずにトレーニング出来たりするからまだいいけど、病気は何も出来ないのが辛かったって言ってたな。
有り余る才能が病気に負けるってのは残念だね。
フェデラーも単核症だった。そして罹患した年にナダルに一位を奪われた。
単核症なければもっと覇権続いただろうって当時から言われてたね。
でも試合は年間66勝15敗で試合途中での棄権などはなし。
症状軽かったにしても、どれだけしんどくてどれだけ患う前の地力が頭ひとつ抜けてたか。
辛い・・・
素晴らしい才能を持ち夢を追っていた若い選手が病魔に襲われその夢を絶たれ、それだけでも辛いのに命さえも奪われてしまったなんて・・
まだ34歳、本当にどんなに辛くどんなに無念だったことでしょう。単核症・・ フェデラーも2007年にこの病気を患って結構その影響を引きずっていた時期があります。
そして2009年に全仏準決勝でナダルを破り 決勝でフェデラーに敗れたソダーリングもまたこの病気でテニス界を去りました。
フェデラーのグランドスラム達成もソダーリングのお陰かもしれませんね。
その二人が同じこの単核症を患ったなんてなんか不思議な気がします。二人とも素晴らしい選手ですが もしかしたら このトッド・リードさんもテニス界の歴史にその名を残すような素晴らしい選手になっていたのかもしれませんね。何故かそんな気がします。心よりご冥福をお祈り致します。
結婚や家族は?
大活躍から一変、突然の現役引退であったことから、ファンの間ではプライベートや私生活に関することもうわさになっています。
日本メディアではほとんど彼の情報は出てこないことから、海外のテニス関連サイトやWikipediaなどを調べてみましたが、結婚に関してはどうやらしていないようです。
正式に公表していないだけかもしれませんが、もし結婚しているとすれば一般人である可能性が高いでしょう。
また、家族などについても表に公表されている情報はありません。
今後新しい情報が出てき次第追記いたします。
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