こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
大津市大萱びT字路で2019年5月に発生した事故(通称・大津園児事故)の判決公判が2020年1月16日に行われました。
ただ、この日言い渡される予定だったはずの判決がまさかの延期。
過去を振り返っても相当珍しい事態で、ネットでも大きな話題になっています。
今回はこの一連の事件で裁判長を務めた大西直樹裁判官について、詳しく取り上げていきます。
大津園児事故でまさかの判決延期
【一部争う姿勢】大津の園児死傷事故、判決言い渡し延期https://t.co/bo2dnQX97m
昨年5月に保育園児ら16人が死傷した事故。判決の言い渡し予定だったが、被告が一部について争う姿勢に転じたため延期された。
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 16, 2020
今回の件について、京都新聞は以下のように報じています。
大津市大萱6丁目の丁字路で、昨年5月に保育園児の列に車が突っ込み園児ら16人が被害を受けた事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた無職の女(53)の判決公判(求刑・禁錮5年6月)が16日、大津地裁で開かれたが、判決の言い渡しは延期された。
被告がこの日の法廷で、併合審理されていた出会い系サイトで知り合った男性へのストーカー事件について、これまで認めていたが争うと主張したため、判決を延期し、公判を継続する異例の事態となった。
この事件で罪に問われている新立文子被告は、保釈中に出会い系サイトに興じ、そこで知り合った男性について付きまといなどの行為を行った疑惑が持たれています。
当初裁判では事故に関する審理のみを扱う予定でしたが、被告が保釈中に行った行為がストーカー規制法に触れるということで、併合審理が行われていました。
この日に行われた裁判のなかでも、途中までは弁護士がストーカー行為を認める方向で話していたのにも関わらず、途中から闘う姿勢に転換。
裁判長をつとめた大西直樹裁判官としても、判決を先延ばしにする他なかったとのことです。
大西直樹裁判官の経歴学歴や顔画像
大西直樹裁判官は、2020年現在、大津地裁で判事を務めている裁判官。
第47期司法修習生で、平成7年に裁判官に任官されています。
過去には最高裁判事局参事官や東京地裁判事、岐阜地裁総括判事、東京高裁判事などを歴任。
また、イギリスへの留学経験や外務省への出向経験もあるようで、幅広く活躍されている裁判官です。
学歴については公表されていないものの、過去、慶應大学と三田法曹会が共催で行った講演会にゲスト出演をしています。
以下がそのときの公演の概要。
演題:「新時代の刑事裁判における争点整理の在り方~第1審及び控訴審の経験を踏まえて~」
講演者:大西 直樹 裁判官(東京高等裁判所第5刑事部)
日時:5月25日(金)18時30分
場所:三田キャンパス 南館 地下4階ディスタンスラーニング室
出典:慶應大学法科大学院
もちろん、有名になれば別の大学出身の人であってもゲストとして呼ばれることはあるため、一概には言えませんが、慶應大学の出身者である可能性は高いかもしれません。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
あれだけの事故を起こした後に出会い系サイトに興じる神経が尋常でない。他への責任転嫁などの態度も含め、真摯に事故に向き合うことがまず被告がしなければいけないこと
この被告は反省してないので、重罪でいいと思います。
今の日本の司法は軽すぎる。
反省していなかったもんね。直進車の運転手は、罪に問われなくても、自分の運転する車が子供の命を奪った、その時の記憶は一生消えない。この被告にあれこれ言われることじゃない。
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