こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
東京医科大学の不正入試問題が大々的に報じられて以降、大学のイメージは地に落ちました。そのイメージを払拭するために今回新学長に起用されたのが林由起子主任教授。女性初の学長であり注目を集めています。
この件について読売新聞は以下のように報じています。
東京医科大(東京)は25日、新学長に病態生理学の林由起子・主任教授(56)の就任を決めたと発表した。同日の理事会で承認された。任期は10月1日から3年間。同大の学長に女性が就任するのは初めて。女性学長の就任には、女子受験生らへの差別など一連の不祥事で悪化した大学のイメージを回復する狙いがあるとみられる。
同大を巡っては、文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件で、7月に臼井正彦理事長(77)(贈賄罪で起訴)と鈴木衛学長(69)(同)が辞任。その後、医学部医学科の一般入試で女子受験生らの得点を一律に減点したり、裏口入学を依頼された受験生の得点に加算したりする不正が相次いで発覚していた。
同大関係者によると、林教授は、今月19日に行われた教授会による学長選で、男性主任教授を破り、有効投票数の過半数を獲得した。空席となっている理事長についても人選が進められているが、選出時期の見通しは立っていないという。
女性学生の点数を意図的に減点していたとされる不正入試問題のイメージを刷新すべく、女性をトップに起用したという見方がありますが、報道によればしっかりとした学長選の下で男性候補を破ったとのことです。
今回は注目を集めている林由起子新学長について取り上げます。
林由起子主任教授の年齢は?
林由起子主任教授が新学長に内定した当初、彼女に関する情報はまったく表に出ていませんでした。
しかし、各方面のメディアで林由起子主任教授の顔写真が一気に公開されたため、彼女の経歴やプロフィールが話題になったのです。
そのなかでも特に話題になったのが年齢。写真を見る限りかなり若く、学長としては若すぎるくらいです。
当初は年齢も公表されていませんでしたが、2018年9月25日付で東京医科大学の公式ホームページにて新学長のあいさつ文が掲載され、そこに年齢が公表されました。以下、公式ホームページから一部引用です。
林 由起子 病態生理学分野 主任教授
1961年10月19日生(56才)この度、非常に厳しい状況の下、東京医科大学学長の任に就きますこと、大変な重責を感じています。今般の不祥事により、本学の社会からの信頼が大きく失墜したことを真摯に受け止め、全教職員と共に東京医科大学の新生に踏み出していきたいと思います。
ここにもある通り、2018年9月現在で56歳ということです。
年齢を聞いても見た目からしてそこまで年齢が言っているように見えず、驚きですね。
高校・大学の経歴(プロフィール)を紹介
略歴についても東京医科大学の新学長挨拶ページに時系列で記載されています。
1986年 3月 東京医科大学 卒業
1995年 2月 医学博士 順天堂大学 乙 第1206号
1986年 6 月 順天堂大学 脳神経内科学講座 研修医
1991年 3 月 同 上 助手
1991年 6 月 国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第一部 流動研究員
1999年11月 国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第一部 第一室長
2013年 8 月 東京医科大学 神経生理学講座 主任教授
2014年10月 東京医科大学 病態生理学分野 主任教授(組織変更・現在に至る)
2014年 7 月 東京医科大学 校医(~2015年8月)
2015年 9 月 東京医科大学 副図書館長
2016年 2 月 東京医科大学病院 遺伝子診療センター 副センター長
2018年 4 月 東京医科大学 医師・学生・研究者支援センター 副センター長
2018年10月 東京医科大学 学長
こう見ても、東京医科大学卒業後は華々しい経歴を歩んでおられます。
さらには、総合内科専門医や日本神経学会の指導医も取られており、まさに医学に精通した女医さんです。
東京医科大学以前の学歴(高校や中学)については公式発表されていないので不明ですが、学長になったということもあり、今後は新たな情報が出てくるかもしれません。情報が分かり次第追記いたします。
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