こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
ラトビア出身の指揮者として知られるマリス・ヤンソンスが亡くなったと報じられました。
世界的に有名な指揮者であり、日本国内にも数多くのファンがいます。
今回は突然の訃報が報じられたマリス・ヤンソンスについて詳しく取り上げていきます。
死因は病気?マリスヤンソンス(指揮者)が死去
今回の件について、朝日新聞などは以下のように報じています。
旧ソ連ラトビア出身の世界的指揮者、マリス・ヤンソンスさんが11月30日、サンクトペテルブルクの自宅で死去した。76歳だった。首席指揮者を務める独バイエルン放送交響楽団が12月1日、発表した。
出典:朝日新聞
報道によると、11月30日に自宅にて息を引き取ったとのことです。
彼の訃報は、バイエルン放送交響楽団の公式ツイッターである『BRSO』でも以下のように投稿されています。
"Die Gedanken an den Tod dürfen nicht dominieren": Vor zwei Jahren hatte ich Gelegenheit, mit Mariss Jansons über seine Sicht auf den Tod zu sprechen. Es ging um Rihms "Requiem" und Schönbergs "Überlebenden aus Warschau". https://t.co/NkDqraNxXN
— Bernhard Neuhoff (@BernhardNeuhoff) December 1, 2019
バイエルン放送交響楽団の発表では、サンクトペテルブルクの自宅で亡くなったと記載されていますが、具体的な死因については言及されていません。
ただ、一部報道機関の情報によると、過去に病気での通院歴や入院歴があるとのことで、これが影響していることは間違いないと思われます。
日本国内では、76歳という若さでの訃報に悲しみの声が多く上がっています。
過去には心臓病で入院も?
上述のとおり、具体的な死因については今のところ公表されていません。
ただ、一部情報によると、マリス・ヤンソンス氏は過去に心臓病を患っており、通院歴があったという報道もあります。
心臓病というのが具体的などのような病気だったのか?というところまでは報じられていませんが、それなりに重篤な症状であったようです。
2019年10月に首席指揮者を務めているバイエルン放送交響楽団に復帰したものの、体調不良による降板が続いていたとも報じられています。
直近で確認されているのは、2018年11月に予定されていた公演が中止になったという記録です。
このときの公演の代役はインド出身の世界的指揮者であるズービン・メータが担当しています。
当時の公式報道は以下より参照できます。
→https://www.br-so.com/mariss-jansons-cancels-concerts/
いずれにしても、晩年はステージに立てないほどの体調不良が続いており、これらが原因となって今回の訃報につながったと思われます。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
彼は、私の最も好きな音楽家でした。
2012年のウィーンフィルニューイヤーコンサートで、彼の音楽と共にそのお人柄が大好きになりました。「みんなで音楽を楽しもうじゃないか」というような穏やかな表情で楽しそうに指揮をする姿が大好きでした。
いつか彼の音楽を聴きたいと思っていたのでショックで言葉が出ません…
私も何回か公演を聴きに行きました。指揮者で聴き分けられるほど理解できるわけではありませんが仕事に追われる日常を忘れることができる時間を過ごさせてもらいました。
生で聴く機会はありませんでしたが、彼の作り出す音が大好きでした。
繊細さだけではなく、オケを重厚に響かせるのもとても上手だったと思います。
彼の新たな音楽を聴けなくなるのは非常に残念ですが、残された音源を大切に聴き続けていきます。ご冥福をお祈りいたします。
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